社説

〈社説〉 あす「関西の歌」発表40周年 2018年7月16日 歌声高らかに勇気と歓喜の前進

歌声高らかに勇気と歓喜の前進

 「奇しき歌の力の支配する限り、あらゆる苦悩の襞は消え去るべし」と、ドイツの大詩人・シラーはつづった。
広布も人生も、順風の時ばかりではない。逆風の時もある。その中で、私たちを力強く鼓舞するものこそ、師弟共戦の息吹に満ちた学会歌である。
あすは「7・17」。1957年(昭和32年)7月3日、事実無根の選挙違反容疑で不当逮捕された池田先生が、2週間に及ぶ勾留の後、17日に出獄。豪雨と雷鳴の「大阪大会」が開かれ、創価の師弟が権力の魔性との闘争を、断固と誓い合った。
当時、戸田先生は池田先生に語った。
「関西の同志は、大作と一緒に難に立ち向かった。何ものも恐れずに大悪と戦った。これで関西は、ますます強くなるぞ」
峻厳なる「7・17」。その意義を考える時、関西の友の胸中には、二つの歌が湧き上がる。
一つは、先生がこの日の精神を刻み、76年(同51年)に作詞作曲した「人間革命の歌」。
もう一つは、その2年後の78年(同53年)7月17日に発表された関西の歌「常勝の空」だ。
先生が作詞し、推敲を重ねて完成した学会歌は、同じ7月に九州や中国、四国、中部など、各方面でも発表され、共に、本年、40周年を迎える。
悪侶や反逆者による学会攻撃が激化した時代。歌に込められた師の励ましの心は、全国の同志を奮い立たせた。
関西では、その後も広布の拡大・伸展の中、常に「常勝の空」が歌われ続けてきた。「いざや前進 恐れなく」――誓願の歌声響くところには、師匠を中心とした励まし合いの連帯が広がった。宗門事件の嵐や、阪神・淡路大震災などの苦境にも、一歩も引かず勝ち越えた。
先日の西日本豪雨では、京都や兵庫でも大きな被害が生じたが、友は「何があっても負けへんで!」と不屈の魂を。「大悪をこれば大善きたる」(御書1300ページ)の確信深く進む。模範の闘争へ、強き生命を燃やす関西の同志は、「7・17」を勇気と歓喜の弘教で荘厳する。
「常勝の空」の歌詞に、「君と我とは 久遠より」とある。「人間革命の歌」には、「君も立て 我も立つ」と。「君」「我」という“一対一”の師弟の絆こそ、「7・17」を貫く大精神であり、世界へ、未来へと受け継がれる学会魂である。
“永遠に、先生と共に”――この池田門下の誉れを胸に、全国の友が新たな勝利へ前進する夏にしたい。

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