社説

〈社説〉きょう「壮年部の日」 2018年8月24日 “師と同じ心”で黄金の広布史を

スポンサーリンク

“師と同じ心”で黄金の広布史を
きょう24日は、池田先生の入信記念日であり、「壮年部の日」である。19歳の池田先生が、戸田先生の弟子として生き抜くことを誓った“師弟の日”だ。この日を「部の日」とする壮年部の使命は、あまりに深い。
かつて池田先生は、随筆につづった。「死身弘法の信心を貫かれた戸田先生の分身として、私自身、来る夏、来る夏、八月二十四日を刻むたびに、勝利した姿で、恩師に報告するのだと決意してきた」「『壮年部の日』を、学会として、この日に定めたのも、わが盟友たる壮年部には、私と同じ心で断固と進んでほしかったからである」
いかなる人生の艱難辛苦も“師と同じ心”で戦い挑めば、必ず勝ち開いていける。
9月度の本部幹部会は、「全国壮年部幹部会」として開催される。初の「壮年部幹部会」が行われたのは1990年(平成2年)。池田先生は席上、その開催を祝福しつつ、南条時光の一族である九郎太郎が信心の志を真っすぐに貫いた陰に、“信心の鑑”として、時光の父・兵衛七郎の存在があったことに言及。壮年部の友に「皆さま方の確固たる信心は、一家、一族に偉大なる『福運』と『功徳』を輝かせていく光源であり、源泉となる」と語った。
そして今、師の指針のままに、一家はもとより、地域や社会の“黄金柱”として奮闘する壮年の活躍が光る。
ある宿泊施設の料理長は、顧客に喜ばれる料理作りに励む一方、地域の料理研究会会長などを担う。仕事に活動に一歩も引かず励む中、一昨年は日本調理師会から調理技術奨励賞、4年前には県知事から表彰された。
また、阪神・淡路大震災で自宅が全壊した壮年は、“表情がさえない子どもたちの力になりたい”と児童が下校する際の見守りを買って出た。壮年は毎朝、深き祈りから一日を始める。昨年は地域の防犯協会から防犯功労賞、5年前には国から見守り隊に奨励賞が贈られた。
池田先生は、先月の全国最高協議会へのメッセージで、学会を守り、同志に尽くす時に、不二の師弟の力を無限に湧きいだすことができると強調。創価の異体同心の底力で、一切を勝ち切ろうと呼び掛けた。その要となるのは“広布の黄金柱”壮年部である。
いよいよ本年の下半期がスタート。時あたかも、先生が25年間、生命を注いで執筆してこられた小説『新・人間革命』も完結を迎える。師への報恩感謝を胸に、黄金の広布史を築きたい。