本日の御書　師子の声には一切の獣声を失ふ虎の影には犬恐る、日天東に出でぬれば万星の光は跡形もなし

【御書本文】
師子の声には一切の獣声を失ふ虎の影には犬恐る、日天東に出でぬれば万星の光は跡形もなし(松野殿後家尼御前御返事p1393)

【通解】
師子のほえる声には他のいっさいの獣が声をひそめてしまい、虎の影を見ただけで犬は恐れる。太陽が東天に昇れば、万星の光は、跡形もなく消えてしまう。

【先生の指導から】
尊き皆さまの命には、大地よりも厚く、天空よりも高く、大福徳が積まれている。激戦を勝ち越えゆく友の生命は、なんと尊貴な光を放ちゆくことか。
(中略)ともあれ、自分自身が師子となって、正義の声を勇気凛々とあげることである。
そしてまた、自分自身が希望の太陽となって、闇を打ち破っていくことである。