広布の根本は強盛な祈り
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
佐藤総新潟長
矢島総長野婦人部長
浦沢信越男子部長(総長野男子部長兼任)
桑原総新潟女子部長
永石 大成功の「信越総会」(本部幹部会)、本当におめでとうございます。
浦沢 世界広布新時代の今、「池田先生に勝利のご報告をしたい」と、信越の全同志が心一つに対話拡大に挑戦する中、新潟・長野両県とも「ブロック1」の新入会者が誕生しました。
佐藤 一人でも多くの友が対話に挑戦できるよう、励ましを送る日々でした。
矢島 いまだかつてない唱題の渦と、訪問・激励を重ねたことが対話拡大、人材拡大につながりました。
原田 方面長、方面婦人部長をはじめ、青年部のリーダーも次々に弘教を実らせるなど、率先の拡大に挑戦されました。先生がメッセージで「『共戦の勝利旅』へ出発しよう! 悪戦苦闘を突き抜けて!」と呼び掛けてくださった通り、さらなる広布の旅への出発になったと確信します。
創価家族の温かさ
桑原 各地区が“わが地区の青年の勝利”のため、折伏を全力で応援してくださいました。壮年・婦人部の皆さまの真心に感謝の思いでいっぱいです。
浦沢 長野の男子部本部長は、奥さんと2人のお子さんを、入会に導きました。一家和楽の信心を目指し、まず、お子さんと会合に参加することを心掛けるように。お父さんと楽しそうに会合から帰ってくるお子さんの姿が奥さんの入会のきっかけになりました。
矢島 入会記念勤行会には地区の方々はじめ、約50人が、お祝いに駆け付けました。奥さんは「夫のように、皆さんのように、全てを信心で乗り越えていきます」と語っていました。
永石 ご一家の幸福を真剣に祈ってきてくださった創価家族の温かさが伝わってきます。
浦沢 男子部大学校では、両県の大学校事務局長が率先の弘教を達成。その姿に触発された多くのメンバーが対話に挑戦し、御本尊流布の結実も相次ぎました。また、学生部では、方面学生部長が折伏を成就するなど健闘が光りました。
桑原 信越女子部では「ハッピーステップカード」を活用し、大きく対話を広げました。友人に「叶えたいこと」を記入してもらい、共に祈っていくものです。「祈ってくれてありがとう!」と感謝されることも多く、心軽やかに対話に挑戦できました。
永石 華陽姉妹の連帯は地域を明るく照らします。けなげに拡大に励む女子部と一緒に活動できることは、私たち婦人部の喜びでもあります。
桑原 新潟の圏女子部長は、農漁村ルネサンス体験主張大会の放映行事に友人と参加。その後、壮年・婦人部の方々と共に対話を重ねる中、友人は入会を決意され、晴れて御本尊流布が実りました。
矢島 長野の白ゆり長は職場の同僚に折伏を成就。その同僚の方は信心の体験をつかみ、小学生の2人の娘さんと共に学会の会合に参加するようになりました。娘さんは、未来部の合唱団の姿などを通し、「私たちも学会に入りたい」と決意。その後、父親の承諾を得て、2人そろって入会されました。
佐藤 お孫さんの幸せを長年祈り続け、入会に導いたおじいちゃん、おばあちゃんの体験など、感動的なドラマも数え切れないくらい生まれました。
原田 未来部員が増えることは学会の永続的な発展にもつながります。多くの方が子どもや孫の信心継承を祈り、挑戦されました。素晴らしいことです。
佐藤 壮年部も、下種拡大に挑戦しました。ある地区部長は小学校からの同級生に弘教。今、その新入会の方は任用試験の受験を決意しています。また、お隣に住む方と座談会参加を重ね、入会に導いた地区部長もいます。いずれも、婦人部をはじめ地区の方々の祈りに包まれて成就した折伏です。
原田 日蓮大聖人は、信越・佐渡の地で「湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く」(御書1132ページ)祈り抜かれました。強盛な祈りは、広布拡大の根本です。
佐藤 対話には、聖教新聞PR版も大いに活用しました。その結果、聖教拡大にもつながり、両県ともに、今月は先月を大幅に上回る部数となりました。
青年部育成の舞台
永石 信越は、先生が小説『新・人間革命』の執筆を開始された地です。
桑原 その誇りを胸に、小説を学び、実践するグループとして、長野には「創価信濃大学校」、新潟には「創価源流大学校」があります。
矢島 先日、参加した集いでは小説の感想と同時に対話拡大の報告が止まらないほどの勢いでした。先生の著作を学び、師弟の精神に触れることが、どれほど力になるか実感しました。
原田 先生は幾度となく夏の信越を訪れ、激励を重ねてくださっています。その焦点はいつの時代も青年です。先生にとって、信越こそ青年育成の舞台といっても過言ではありません。
浦沢 私も中学生の時、長野研修道場で先生との出会いを刻んだ一人です。今も忘れ得ぬ原点です。今回の戦いでも、何としても先生にお応えしたいと対話に取り組み、私自身、弘教を成就することができました。
原田 師匠への勝利の誓いこそが私たちの一切の原動力です。苦難を乗り越える無限の力が生まれます。
佐藤 本年の「8・6」は小説『新・人間革命』執筆開始から25周年であり、「信越師弟誓願の日」から10周年の佳節です。総会を機に誕生した新しい人材と、新しい広布の歴史を築いていく決意です。
原田 先生が期待されている通り、皆が不撓不屈の信心を燃やしながら、世界が理想郷と仰ぐ、美しき「常寂光の都」を信越の地に築いてまいりましょう。