〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
原田 青年部教学試験1級が終了いたしました。受験された方々にとっては、信心の成長の節になったと思います。役員、応援してくれた先輩の皆さんも誠にありがとうございました。
長谷川 試験なので合否はあります。その上で、研さんを重ねたこと自体が偉大なる仏道修行です。功徳は計り知れません。
志賀 池田先生はメッセージの中で「御本仏の仰せ通りに『行学の二道』に励みゆく、最極の栄光の青春」と、試験に挑む受験者を称賛してくださいました。
原田 先生の期待に応え、一人一人がさらなる「行学の二道」に励みゆくことを願っています。
長谷川 全世界の同志の皆さまと共に「11・18」の創立記念日を、晴れ晴れと迎えることができます。弟子の勝利を祈り、絶え間ない激励を送ってくださる池田先生に、心より感謝申し上げます。
原田 私たちが目標としてきた、広宣流布大誓堂完成5周年の佳節でもあります。共戦の同志をたたえ合い、清新な決意で、新たな連続勝利へスタートを切っていきましょう。
永石 「大白蓮華」11月号には、大誓堂完成5周年を記念した企画が掲載されていますね。
大串 その中で、5年前の11月の本部幹部会への池田先生のメッセージが紹介されています。「新たに完成した『広宣流布大誓堂』を中心に、創価という無限の希望のスクラムを、さらに一段と大きく広げながら、私たちの誓願の星である、この地球の未来を赫々と照らしていこうではありませんか!」と。
永石 連日、誓願勤行会に集う全国、全世界の同志の表情は、世界第一の師匠と共に創立の日を迎える喜びに溢れていますね。
原田 “広宣流布の師匠に誓い、勝利を報告し、さらなる勝利への誓願を立てる”というリズムは、永遠の師弟勝利の法則ともいえます。
長谷川 先生の呼び掛けに全国の同志は見事にお応えしています。特に、後継を担う青年部の成長には目を見張るものがあります。
志賀 ありがとうございます。青年部の各部が、折伏の拡大、人材の拡大で創立記念日を祝賀することができました。
大串 来日する世界各国の青年部との触れ合いでは信心を学ばせていただいています。互いに、信仰体験や、広布拡大の喜びを共有することが、さらなる前進への糧になっています。
原田 まさに、「世界広布新時代」の幕は大きく開かれました。法華経には「閻浮提に広宣流布して断絶せしむること無けん」(御書505ページ等)と記されています。今後さらに広布の舞台が大きく世界へと広がっていくことは、まちがいありません。
永石 また、創立の日に向けて、池田先生が果たしてこられた平和・文化・教育への功績に世界中から称賛が相次いでいます。
長谷川 先日も、アルゼンチンの大学から、池田先生に名誉博士号が授与されました。決議書には“人類的課題を解決するため、対話の力で平和を構築する功績をたたえて”とありました。世界中で各界の名だたる団体、国家的指導者らがSGIの運動に共鳴し、期待する時代が到来しているのです。
原田 10月中旬、中国の程永華駐日大使が学会本部を訪問されました。9月に学会の代表が訪中した際に、池田先生からお預かりした習近平国家主席宛ての親書をお渡ししていましたが、その親書に対し、習主席から、深い信頼と感謝が込められた長文のメッセージが届けられたのです。
志賀 改めて、先生の日中友好への功績の大きさ、中国からの信頼の深さを実感します。
原田 10月に、フィリピンを訪問した際には、リサール協会からの「国際賞」の授賞など、先生に対する顕彰が相次ぎました。同協会の方々は、池田先生のことを、敬愛を込めて日本語で“センセイ”と呼ばれています。
長谷川 その一言からも、先生への敬慕の念を感じずにはいられません。ラモス元大統領はじめ、先生はこれまでに、フィリピンの多くの要人との親交を重ねられています。
原田 世界各国を訪れるたび、一対一の対話から平和への大道を開いてこられた池田先生の足跡を目の当たりにします。この道をさらに広げていくのは、私たち弟子の使命であることを深く自覚していきたい。
大串 創立の日には、小説『新・人間革命』の最終巻となる第30巻〈下〉が待望の発刊となります(発売は29日)。
永石 各地で研さん運動が広がる中、全国の同志が、今か今かと発刊を楽しみにしています。
長谷川 同巻に収録される「勝ち鬨」の章で、先生は、第1次宗門事件で苦しめられていた地域に足を運び、全魂の励ましを送られる場面を描かれました。“苦闘する同志を応援しよう!”との、師の思いに胸が熱くなります。
永石 連載中も、小説に登場する地域は「先生が今、わが地を訪問してくださっているかのようです!」と歓喜に沸き、拡大への原動力になっていました。
長谷川 これからも、『新・人間革命』と共に、師弟のドラマが、未来へと続くことを確信します。
志賀 先生は、小説の執筆について、「わが師匠である牧口常三郎先生と、戸田城聖先生に捧げる言論闘争」であり、「世界の後継の青年たちに贈り、託しゆく『執筆』即『行動』の共戦譜」であると述べられています。
原田 創価三代の師弟を貫く崇高なる不惜身命の精神を『新・人間革命』に学び、創立90周年を目指し、明年の「創価勝利の年」を勝ち開いてまいりたい。