座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉65 創価の哲学を世界の友が待っている 「11・18」へさらなる対話拡大! 2018年10月8日 感謝と求道心で「新・人間革命」を研さん

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感謝と求道心で「新・人間革命」を研さん
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
大串女子部長
「誓願」を果たす時は今――世界中で、地涌の若人が「11・18」目指して躍動している。アメリカSGIの青年大会には、全米9都市で5万人が集った(9月23日、ニュージャージー州で)

 永石 小説『新・人間革命』が連載完結を迎えて以来、各地の友が求道と感謝の心で、研さん運動を広げています。

長谷川 聖教新聞では、新連載「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」の第1回が、10日付から始まる予定です。各巻を学び、深めていくための参考にしていただければと思います。

永石 月4回、原則として水曜日付の掲載、1カ月で1巻分を紹介します。地図、年表などの資料や、引用された御書の紹介、識者へのインタビュー、巻ごとの名場面なども掲載する予定です。

大串 また、「『新・人間革命』と私」と題した連載も始まりました。各地のリーダーが、自身の心に刻む場面、先生の指導等を紹介する企画です。

原田 日々の学会活動や、現実社会との格闘の中で学ぶことによって、その言々句々は私たちの血肉となっていきます。特に、リーダーは自らが率先して研さんし、個人指導、会合のあいさつなどで積極的に『新・人間革命』の指導を紹介するなど、先生の心を伝えていきたい。

志賀 『新・人間革命』を通して、先生に育んでいただいたのが、現在の青年部の一人一人です。世界広布の道を開かれた先生の精神を体現する“新・人間革命世代”として、仏縁をさらに大きく広げていく決意です。

生きる指針求めて

 長谷川 今、「11・18」を目指し、世界中の同志が自ら掲げた誓願を果たすべく、生き生きと拡大に挑戦しています。

原田 本年の「11・18」は広宣流布大誓堂完成から5周年、そして、『新・人間革命』が完結してから迎える初めての創立記念日です。意義深き佳節を、各人が「勝利」の結果をもって荘厳し、明年のさらなる「勝利」への弾みとしていきたい。

大串 池田先生は、9月15日付の随筆で「あの国にも、この天地にも、友がいる。民衆が待っている。さあ、人類が待望してやまぬ『世界広布』即『世界平和』へ、新たな決意で、新たな出発だ」と記されました。

原田 小説の完結直後から、先生は即座に新たな広布の展開のためにさまざまな指針を示されています。師の連続闘争に呼吸を合わせることこそ、私たち後継の弟子の使命です。

志賀 男子部も「仏法を求めている友が、必ずいる!」との確信で日々、真剣に祈り、勇気の対話を大きく広げています。その中で、今、男子部世代においては「成長」という言葉がキーワードになっていることを感じます。多くの友が、たとえ今は、悩みや課題に直面していなくても、自身の成長を願い、学会に入会しています。

永石 友人にとって、同世代の学会員がはつらつと信仰に励む中で成長を遂げている姿は、何よりの実証ですからね。

長谷川 現代は、哲学不在の時代と言われて久しいですが、近年の新会員の方々に、入会動機を尋ねたところ、50代と60代以上の方の4人に1人が「生きる指針や哲学を求めて」と回答しました。これは、他の世代の回答よりも高い割合になります。人生の折り返し点を越え、自身の生き方を振り返った時に、確固たる哲学の必要性を感じるのでしょう。

原田 多様化が進む社会にあって、あらゆる世代の要望に応える力が、創価の人間革命の哲学には含まれています。語れば語るほど、理解が広がり、創価の連帯が大きく広がる時代がきているのです。

大串 また、「創価学会の魅力」について、新会員の方々の半数以上が「池田先生という師匠の存在」と回答しました。

永石 「友人と視聴したVOD番組」という項目では、「信仰体験」と共に、「池田先生のスピーチ」と答える方が多かったです。これは、「偉大な師匠と共に生きる喜びを伝えたい」「池田先生のことを、もっと知ってほしい」との、新会員の方々の純粋な気持ちの表れであると思います。

確信の声が仏種に

 志賀 韓国のある識者の方が、講演で、こう語っていたのが印象的でした。「全ての人が“このような人になるべき”と思う人間の座標のような、師匠の存在が池田先生です」と。その方は、かつて、池田先生と会見した際に、何よりも先生の人格、人間愛の深さに大きな感銘を受けたそうです。

長谷川 広宣流布という偉大な目的に生き、偉大な師を持つ私たちは、どれだけ幸せなことでしょう。

原田 今こそ、私たちが、学会の正義と、池田先生の思想を語り抜いていく時です。誰よりも池田先生は、若き日から、師匠である戸田先生の偉大さを語り、世界中に宣揚してこられました。『新・人間革命』18巻「師子吼」の章にはつづられています。「戸田を語る時、伸一の心は燃えた。師という太陽の光に、自分が照らし出されるように感じられるのである」と。師匠を語れば語るほど、弟子の自覚が深まり、力強く人生を歩むことができるのです。

長谷川 先日、掲載された「御書と歩むⅡ」には、「仏になる法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり」(御書552ページ)との御文を通して、こう指導されました。「誠意と確信を込めて語った分、その声が種となって仏縁が結ばれ、福徳が広がる。信頼が生まれ、信用が残る」

原田 目標として進んできた「11・18」まで残り40日となりました。万人を照らす希望の大哲学を、世界第一の師匠の真実を、誠実と大確信で語り、弘教拡大の大きな波動を起こしていきましょう。