座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉45 7月11日は男子部結成記念日 師のごとく戦い、拡大の突破口を 2018年7月5日

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各会館で節電・省エネを励行
〈出席者〉
原田会長
志賀男子部長
中原男子部大学校事務局長
多田創価班委員長
鎌田牙城会委員長
米澤東海道男子部長
 
ありのままの姿で語り合える同志の存在が、何よりの宝――各地で活発に行われる男子部大学校の集い

 志賀 7月は「師弟の月」「青年の月」です。11日に結成記念日を迎える男子部は、連載中の小説『新・人間革命』「誓願」の章と共に、いっそうの決意で拡大に励んでいます。

 中原 男子部結成当時、池田先生は23歳、最前線の「班長」でした。その一人の青年が戸田先生の願業である「75万世帯」の突破口を開いたのです。

 原田 先生の若き日の戦いから、私たちは広布の活動の要諦をたくさん学ぶことができます。1年間で3倍の人材拡大を果たした第1部隊長時代、先生は「信心に励む理由を明確にすること」を訴えていました。

 多田 私もメンバーとの懇談の中で、常に「何のため」を確認するよう心掛けています。

 鎌田 皆が明確な目的を持っていること、そして、互いの目標や悩みを共有し、共に語り、前進している組織は活力があります。

 米澤 また先生は、同志と集まるたびに、御書を声に出して読むことも実践されていました。

 志賀 私も、信心の基本から出発しようと、各地で御書講義をしています。メンバーからは「真剣な唱題に挑戦します」「御書の通りの実践をします」などの決意を聞きます。青年部教学試験1級の申し込みも始まりました。リーダー率先で日々、教学を学び、組織に信心の息吹を送っていきたいと思います。

 原田 「行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず」(御書1361ページ)の御金言通りです。青年時代に培った信心が勝利の基盤となります。御書根本の人生を貫いていきましょう。

「共に行動」で育成

 志賀 男子部大学校のメンバーが、各地の大学校生大会を目指し、折伏に取り組んでいます。その上で、今、最も求められているのは「関わる側」の意識変革だと思います。

 中原 山口県のあるリーダーは自身の折伏の際に大学校生と一緒に行動することを決意しました。対話の時も大学校生が同席。友人が入会を決意した場にも大学校生が居合わせ、感動を共有しました。入会記念勤行会の司会も大学校生でした。折伏の歓喜を感じたメンバーが今、自主的に折伏に挑戦しているそうです。

 原田 共に行動、共に成長の心が光る素晴らしい取り組みですね。

 志賀 今月、「全国男子部幹部会」が行われる東海道でもさまざまなドラマが生まれていますね。

 米澤 はい。当日は、大学校生とヤング男子部が合唱や和太鼓の演奏などを披露します。4年前に入会した神奈川のヤング男子部員は和太鼓の練習に励む中、高校時代の友人に初めての弘教が実りました。職場でも実証を示し“なくてはならない人”と輝いています。

 原田 全国男幹に向けた戦いで、同世代の横のつながりも生まれ、メンバー同士が触発を与え合っているのでしょう。仏法では、仏道修行における「善知識」の重要性を強調しています。切磋琢磨する同志の存在は、信心の成長になくてはならないものです。

 米澤 静岡のある圏では、部長が率先の弘教を実らせるなどリーダーの戦いが波動に。壮年・婦人部の方々とも連携して励ましを送り、新たなヤング男子部の活動者が10人増え、部1人のニュー・リーダーの輩出も達成しました。

 志賀 創価班・牙城会の友も奮闘しています。

 原田 創価班・牙城会の方々は日頃から行事運営、会館厳護など、陰で一切を支える任務に徹してくださり、心から感謝しています。また、先駆を切る弘教拡大も頼もしい限りです。

 多田 兵庫池田文化会館で任務に就く創価班のあるグループでは、先日の任用試験で9人中4人のメンバーの友人が受験。うち2人の方がすでに入会、もう1人も入会を希望しています。いずれも、メンバーの職場の友人です。

 原田 日々の薫陶を通して、自身を磨き、職場でも信頼を得ていることの証明ですね。学会の世界こそ、最高の人間錬磨の場です。

 多田 私も先日、大阪に住む高校時代の友人に弘教が実りました。メンバーと共に前進するため、さらなる挑戦を続けていきます。

 鎌田 先月6日、池田先生ご夫妻が車で視察された千葉の浦安平和会館では、同会館の牙城会警備長が、17年越しの対話を実らせ、御本尊流布を成就し、関東総会を迎えたばかりでした。私も先日、長野に住む従兄弟に御本尊流布が実りました。折伏の歓喜あふれる牙城会を構築していく決意です。

 原田 先生はご自身の青年時代の戦いを通し「何にもまして私が誇らしかったのは、戦友ともいうべき多くの同志と共に、戸田先生の弟子として生き抜き、広宣流布の大叙事詩を共に綴りゆく誓願を共有できたことであった」と指導されました。男子部の皆さんは最高の師匠である池田先生の弟子としての誇りも高く、広布の活動にまい進していただきたいと思います。

空調の適正な使用

 中原 さて、7日は「クールアース・デー」です。地球環境のため、節電の取り組みが全国で行われます。学会の会館でも、可能な範囲で、電飾看板や屋外・館内の消灯を行います。

 志賀 夏場は空調などの使用で電気使用量が上がるため、会館でも節電の取り組みを呼び掛けています。

 鎌田 まずは「空調の適正な使用」です。会合会場は室温26度、事務所、ロビーなどは28度が目安です。

 多田 次に「最大電力の抑制」です。会合の際は、空調の一斉稼働を避け、「半開事前運転」を心掛けています。

 米澤 そして、「ムダを省く」です。会合開始前は照明を最小限にすることなどが大切です。

 原田 一人一人の体調を最優先にしつつ、この夏も賢明な節電・省エネに取り組んでいきましょう。