座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉48 歓喜の団結で「永遠に先駆」の大九州―― さらなる地涌の陣列拡大へ! 2018年7月19日 青年部・未来部こそ創価の希望

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青年部・未来部こそ創価の希望
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
平井九州長
川上九州婦人部長
藤原九州青年部長
岩田九州男子部長
田中九州女子部長
 原田 このたびの、西日本を中心とした記録的豪雨では九州でも大きな被害がありました。被災された方々に、重ねてお見舞い申し上げます。

平井 被害に遭われた地域の皆さまの激励に全力を挙げています。不撓不屈の信心で必ず乗り越えてまいります。

永石 中国・四国をはじめ甚大な被害があった地域の一日も早い復興を真剣に祈念してまいります。

平井 8日には九州総会(本部幹部会)を大成功で終えることができました。

川上 池田先生はメッセージの中で、今回の総会を「九州への80回目の訪問」と意義づけてくださいました。九州は、この半年間で1万1000を超える「世帯増」を成し遂げることができました。

永石 総会の当日、九州池田講堂での参加者はほとんどが青年部、未来部でしたね。「まるで“九州青年部総会”のようですね」と参加者が口々に言っていました。男子部、女子部、学生部もそろって日本一の折伏を達成しました。

藤原 先生も本部幹部会の大成功を喜ばれ、「青年部の日本一、おめでとう」とのご伝言も頂きました。

永石 青年部・未来部による「青年よ広布の山を登れ」の大合唱も本当に感動的でした。合唱中には、九州各地の青年部・未来部の映像も流れましたね。

田中 はい。全て、先生との原点を刻んだ場所で収録した映像です。

藤原 総会での、先生のメッセージの中で、戦時中に牧口先生の肖像写真を撮影した九州の青年のエピソードが紹介されました。実は、その方のひ孫に当たる、福岡の男子高等部の部長が今回の総会に合唱団として参加していたのです。中等部の妹さんと共に、教学部任用試験にも合格して総会を迎えたそうです。

原田 九州は、各地で後継の青年が立派に育ち、活躍しています。創価の師弟の精神が九州の地で脈々と継承されている証拠です。学会が永遠に勝ち栄えていくためには「弘教拡大」と「後継育成」を続ける以外にありません。九州の同志は、見事にその先駆けとなる戦いをされました。

若き後継者が躍動

 岩田 総会を目指し、男子部では次代を担う男子部大学校生の育成に全力を注ぎました。皆、使命ある、新しい力の人たちです。

藤原 鹿児島では圏男子部長が折伏を実らせた入会記念勤行会に、大学校生が対話を重ねてきた友人と参加。決意と祝福あふれる大感動の勤行会に、友人は「皆さんの姿が学会の真実そのもの」と確信し、その後、入会しました。

岩田 佐賀でも、すでに2人に弘教をしたメンバーなど、大学校生が躍動しています。また、育成を担当する先輩の奮闘も光りました。大学校生に模範を示そうと友人を相次ぎ入会に導いた部長が、好条件の転職を勝ち取り、社会でも見事な実証を示しました。

田中 女子部も、リーダーが一人一人に寄り添って、折伏に挑戦する人材の裾野を広げることができました。宮崎の白蓮グループのメンバーは、会合参加や対話を重ねてきた友人に弘教が実りました。その友人と共に任用試験にも挑戦し、合格。はつらつと活動に励む彼女の姿は、地域にも喜びを広げています。

永石 女子部の皆さんが一人を大切にして、自他共の幸福を目指す姿は、学会が励ましの団体であることを象徴していますね。

田中 宮崎の女子部では、少人数の集いにも積極的に友人を招き、対話をしました。「あんなにすてきな先輩たちと一緒にいられたら、自分も強くなれる気がする」と言っていた友人もいました。

川上 婦人部も、女子部の皆さんと一体になり、激励に、折伏に励みました。大分では婦女一体で「ロマンカフェ」を開催する中、女子部メンバーも弘教を成就することができました。

田中 また、今回、入会に至らなくても本当にたくさんの友人に仏縁を広げることができました。全て、一人一人の「勇気の数」であり、リーダーの「励ましの数」であると実感します。

原田 その通りです。友の心にまいた幸福の種が花開くまで、真剣に題目を送っていきましょう。また、誠実に粘り強く、励ましの対話をさらに拡大していきましょう。

地域に根を張って

 川上 長崎の、ある婦人部の方は自治会や老人会などにも積極的に参加し、信頼を広げています。彼女は今回、地域の友人と座談会に参加。友人は御書講義での仏法の哲理、VODを通じて池田先生の平和行動にも感動。「自分も、地域の皆さんの幸福のために尽くしていきたい」と決意し、入会されました。

永石 地域に根を張り、信頼と友好の輪を広げている様子が伝わってきます。最近は、悩みを乗り越えたい、というだけでなく、より良い生き方を求めて入会をされる方も多いですね。

平井 長崎では、真心の友人葬に参加して入会を決意される方も相次ぎました。中には20代の青年もいます。学会員が、友人葬の際に、親切に周囲の人に接する姿に感動し、学会に興味を持ったのがきっかけだったそうです。

川上 2年前の熊本地震で大きな被害を受けた地域の友も、励ましの対話拡大を進めています。ある圏では「STBカフェ」として、毎週、それぞれの地域でSTBを観賞する取り組みを続けました。地域の方々に声を掛け、支部で30人の友人が集うこともありました。こうして、圏の全支部がブロック1の弘教を達成することができました。

永石 何があっても負けない学会員の姿、そして、この信心に多くの人が希望を見いだしたのでしょう。

川上 入会した友の中には仮設住宅や、みなし仮設等に住む方も多くいらっしゃいます。同圏の婦人部長も、家族と共に仮設住宅で暮らしながら皆を激励し、先日、個人折伏も成就しました。震災を通し、熊本は先生から度重なる大激励をいただいています。「今こそ、ご恩返しの時!」と、皆で折伏に走りました。

原田 熊本の同志は、変毒為薬の実証を見事に示されています。「妙とは蘇生の義」(御書947ページ)との御文の通りです。その、不屈の勝利の姿は、苦難に立ち向かう世界中の同志に勇気を送ることは間違いありません。

平井 福岡では、壮年部の太陽会や副役職の先輩方も一緒になって支えてくださいました。さらに、人材グループ「王城会」が戦いをけん引しました。それぞれの地域で毎月のように定例会を開催。各地域で王城会の精神や、小説『新・人間革命』を学び、拡大に飛び出していきました。

原田 まさに、壮年部は地域広布の“黄金柱”であり、創価家族の要です。

平井 鹿児島の奄美大島では、池田先生の初訪問から55周年の佳節を大拡大で飾りました。ある支部では、ブロック1となる、10を超える御本尊流布を達成。その半数が地域内に住む方です。さらに、4人の法華講救済や、青年部、未来部の輪も広がり、歓喜が爆発しました。奄美のメンバーは、先生からの「広宣流布即地域貢献」との指針を胸に地域の発展を祈り、信頼を広げています。

川上 大分では、昭和56年の反転攻勢の大分指導が描かれた『新・人間革命』「勝ち鬨」の章が前進の原動力になりました。当時、長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」の発表に居合わせた「大分21世紀会」のメンバーをはじめ、全県下の同志が誓願の折伏に挑戦。多くの方が歓喜の弘教を実らせることができました。

原田 師弟の原点を忘れず、師匠への報恩に生きる人は全てを勝ち越えることができます。

藤原 青年部も、「勝ち鬨」の章を通じて「今再び、先生を大分にお迎えすることができた」との感謝の心で九州総会に向け、折伏に取り組むことができました。総会が“後継の儀式”となったことが何よりの喜びです。

世界の同志と共に

 永石 7日に、福岡の各地でSGIの方々を迎えて行われた、交流の集いも大盛況でした。計500人以上の友人が参加されたそうですね。

岩田 はい。友人の方々からも、感動の声が相次ぎました。「海外の方々の体験談が、自分の境遇と重なり、とても感銘を受けました」「誘ってくれた学会の友人に感謝です」など、創価の連帯が世界に広がる様子を肌で感じられ、終了後には、多くの方々が入会を決意されました。

平井 先生は総会のメッセージで「一人一人を温かくおおらかに励まし、希望の歌声を仲良く力強く響かせながら、若き地涌の世界市民を、二陣、三陣と限りなく呼び出していこうではありませんか!」と呼び掛けてくださいました。この先生からの指導を胸に、全ての地区が、いっそう青年部の拡大に取り組んでまいります。

原田 「永遠に先駆」との誇りも高く、さらなる地涌の陣列拡大へ飛翔されゆく大九州の姿は、全国をけん引し、全世界の同志の模範となっていくことを確信します。