座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉63 地球を包む人間主義の光――師と共に大理想に生き抜く 2018年10月1日 訪中団が帰国 友好の「金の橋」さらに堅固に

訪中団が帰国 友好の「金の橋」さらに堅固に
〈出席者〉
原田会長
谷川主任副会長
永石婦人部長
志賀男子部長
伊藤女子部長

 原田 台風24号が各地に重大な被害をもたらしています。被災された全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 谷川 これから襲来が予想される地域の方々は気象情報等を確認し、厳重な警戒と、万全の備えをお願いします。

歴史的提言50周年

 永石 このたび、原田会長を総団長とする訪中団一行は、全行程を大成功で終え、帰国しました。

 谷川 本年は日中平和友好条約の締結40周年、そして、池田先生の歴史的な国交正常化提言50周年です。その意義深き佳節に、先生に対する「中日友好貢献賞」の授与式や、中国人民対外友好協会と創価学会の「友好交流覚書」の調印式などが相次ぎ挙行され、新たな友誼の歴史を刻むことができました。

 原田 現代中国の発展を長年にわたり、リードする王岐山国家副主席はじめ、多くの要人の方々と会見の機会がありました。王副主席の「名誉会長の国交正常化提言は50年という歴史を経て、その重要性が証明されました。まさに遠見であると思います」との言葉が心に残っています。王副主席は、習近平国家主席の盟友です。

 谷川 招へい元の中国人民対外友好協会の李小林会長、中日友好協会の唐家璇会長も、会談の中で、池田先生に対し、深い敬意と感謝の念を述べられていました。今回の訪中を通し、両国友好の金の橋を架けられた先生の功績の大きさを実感する日々でした。

 永石 婦人部の代表は、中華全国婦女連合会(婦女連)を表敬訪問。来年は第1次婦人部訪中団が婦女連の代表と会見してから40年です。これからも、女性が輝く社会へ向け、交流をさらに深めていくことを約し合ってきました。

 原田 今回の訪中団は全国各方面・県の代表117人からなる大規模なものでした。大切なのは、先生の志を弟子が受け継ぎ、平和の潮流を広げていくために、民衆の交流を拡大していくことです。私たちの行動で、日中友好の金の橋をさらに堅固なものにしていきたい。

民衆凱歌の姿描く

 伊藤 池田先生の世界への平和旅は、58年前の1960年(昭和35年)10月2日から始まりました。この日は、後に「世界平和の日」と定められています。

 志賀 小説『新・人間革命』第1巻の冒頭「旭日」の章は、まさに、山本会長一行が羽田空港から初の海外指導へ旅立つシーンから描かれています。先生は、後継の「弟子の道」を永遠に書き残そうと『新・人間革命』の執筆を開始されました。その書き出しを、海外への第一歩から始められた意義を改めて感じます。

 原田 先生は、第1巻掲載の「はじめに」で「日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をもって世界を包み、新たなる人類の歴史を開く創価ルネサンスの民衆の凱歌の姿を描くことになる」と、小説の展望を記されました。

 伊藤 そして、最終章「誓願」の章では、21世紀にかけて、先生がダイナミックに世界を巡り、各国、各界の指導者と平和外交を重ねる姿が描かれています。世界平和の希求こそ、『新・人間革命』を貫く大きなテーマであることが分かります。

 志賀 南アフリカのマンデラ大統領、キューバのカストロ議長、アメリカの「公民権運動の母」ローザ・パークス氏等――「誓願」の章に登場する方々は、20世紀の歴史に名を刻む人ばかりです。その方たちがそろって、先生の人間主義の思想に共鳴し、平和への思いを共にしている――先生の偉大さに圧倒される思いです。

 原田 同時に、忘れてはならないのは、先生が行く先々で出会った学会員や庶民の一人一人と希望の対話、誠実の対話、蘇生の対話を続けてこられた事実です。先生の励ましを胸に、どれだけ多くの世界の友が人生の苦難を乗り越え、地域で信頼を勝ち得る成長の軌跡を歩むことができたか分かりません。

 谷川 歴史学者トインビー博士はかつて、「創価学会は、既に世界的出来事である」と記しました。今、まさしくSGIは192カ国・地域に広がり、平和・文化・教育の運動が社会の希望と光っています。博士が評した通り、池田先生の行動一つ一つが、世界的な偉業です。

 原田 先生は「誓願」の章に「師弟が共に、人類の幸福と平和の大理想に生き抜く姿ほど、すばらしい世界はありません」とつづられました。この、先生のご期待の通り、まず自らの足元から人間主義の仏法を広げゆくことを誓う、あす2日の「世界平和の日」としていきましょう。

「万人成仏」の大法

 伊藤 7、9日は「教学の日」です。各地で「御書講義」が行われ、今回は「三沢抄」を研さんします。

 志賀 同抄で、日蓮大聖人は「各各はかかる法門にちぎり有る人なれば・たのもしと・をぼすべし」(御書1489ページ)と、広布に駆ける宿縁深い門下を賛嘆されています。

 原田 この仰せの通り、今、世界中で、地涌の人材群が、万人成仏の大法を語り、弘める時代になりました。御書の研さんを通して、自らの使命を再確認する契機にしていきたいと思います。

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