
本日の御書


本日の御書 返す返す今に忘れぬ事は頚切れんとせし時殿はともして馬の口に付きてなきかなしみ給いしをばいかなる世にか忘れなん、設い殿の罪ふかくして地獄に入り給はば日蓮をいかに仏になれと釈迦仏こしらへさせ給うとも用ひまいらせ候べからず同じく地獄なるべし、

本日の御書 この甲斐の国にも少少信ぜんと申す人人候へどもおぼろげならでは入れまいらせ候はぬにて候、なかなかしき人の信ずるやうにてなめりて候へば人の信心をもやぶりて候なり(上野殿御返事p1540 n1867)

本日の御書 りしやつばらなりしかば事のをこりし時たよりをえておほくの人をおとせしなり(上野殿御返事p1539 n1867)

本日の御書 此れより後もいかなる事ありともすこしもたゆむ事なかれ、いよいよはりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしもひるむ事なかれ(兵衛志殿御返事p1090 n1484)

本日の御書 大智舎利弗も法華経には信を以て入る其の智分の力にはあらず況や自余の声聞をや(聖愚問答抄上p499 n580)

本日の御書 受けがたき人身をうけ値いがたき仏法にあひて争か虚くて候べきぞ、同じく信を取るならば又大小権実のある中に諸仏出生の本意衆生成仏の直道の一乗をこそ信ずべけれ(持妙法華問答抄p464 n514)

本日の御書 法華経を信ずる人はかまへてかまへて法華経のかたきををそれさせ給へ、念仏者と持斎と真言師と一切南無妙法蓮華経と申さざらん者をばいかに法華経をよむとも法華経のかたきとしろしめすべし、かたきをしらねばかたきにたぼらかされ候ぞ(光日房御書p931 n1255)

本日の御書 今時は師に於て正師邪師善師悪師の不同ある事を知つて邪悪の師を遠離し正善の師に親近すべきなり(最蓮房御返事p1340 n1780)
