本日の御書

本日の御書 大智舎利弗も法華経には信を以て入る其の智分の力にはあらず況や自余の声聞をや(聖愚問答抄上p499 n580)

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【御書本文】
大智舎利弗も法華経には信を以て入る其の智分の力にはあらず況や自余の声聞をや(聖愚問答抄上p499 n580)

【通解】
大智慧の舎利弗も、法華経には、信によって入ることができたのである。その智慧の力によってではない。まして、その他の声聞はいうまでもない。

【先生の指導から】
釈尊の多くの弟子たちのなかでも、「智慧第一」といわれた舎利弗。彼でさえ、「信」によって初めて法華経の妙理を会得したのである。
「智慧の力」ではなく、「信心の力」で成仏したのである。
学会は「信心」が根本である。信心の強い人─つまり、ひたぶるに唱題し、ひたむきに学会活動に励む人。その人が、いちばん偉い。それが学会の世界である。
もしも、学歴とか社会的立場などが優先されるような学会になってしまったならば、もはや未来はない。それでは、信心の世界ではなくなってしまうからだ。その一点を強く申し上げておきたい。