
本日の御書


本日の御書 まことのみちは世間の事法にて候、金光明経には「若し深く世法を識らば即ち是れ仏法なり」ととかれ涅槃経には「一切世間の外道の経書は皆是れ仏説にして外道の説に非ず」と仰せられて候(白米一俵御書p1597 n2053)

本日の御書 極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか(報恩抄p329)

本日の御書 我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし、我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ(最蓮房御返事p1343)

本日の御書 祈祷に於ては顕祈顕応・顕祈冥応・冥祈冥応・冥祈顕応の祈祷有りと雖も只肝要は此の経の信心を致し給い候はば現当の所願満足有る可く候(道妙禅門御書p1242)

本日の御書 願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵の科を顕せ師子は値いがたかるべし(閻浮提中御書p1589)

本日の御書 心ざしあらん諸人は一処にあつまりて御聴聞あるべし(寺泊御書p951)

本日の御書 生死の長夜を照す大燈元品の無明を切る利剣は此の法門に過ぎざるか(諸経と法華経と難易の事p991)

本日の御書 比れ等は賢人聖人の事なれば我等は叶いがたき事にて候。ただし仏になり候事は凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり(白米一俵御書p1596 n2053)
