池田先生ご指導

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本来、生命は一念三千、十界互具の当体であり、そこに秘められた福運と生命力と英知は、いかに無限性に満ちた泉であるかしれない。

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信心とは何か、これがじつに重大な問題である。 すでに、いくたびも申し上げたが、いかなる怒涛、

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宝くじで一回でも一等が当たれば大喜びするのに、人間として生まれてきて信心ができた素晴らしさがなかなかわからないで、退転していく人もいます。

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〈名字の言〉 2020年1月8日  令和初の第96回箱根駅伝は、創価大・米満選手の歴代2位の区間賞で幕を開け、

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初信の人々は、自分自身の苦悩の解決と願望の成就を願っての信心といえるであろう。 しかし、深く日蓮大聖人の御書を拝しゆくならば、それでは完全にして真実の発心とはいえない。

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”組織”は、ある意味で、その中心者以上の器以上にならないということである。 人々の上に立つリーダーが、真剣に学び、懸命に戦いぬいて、「人間革命」し、境涯を開いていく以外に、組織を良くしていく道はない。

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よりたしかなる勤行・唱題に励みゆく理由は、かかる信心の境地を確立せんがためである。 この一生のなかにあって、常楽我浄・因果倶時の生命の当体を確立せんがためには、熱烈たる思いの信心が必要であると訴えたい。

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妙法に「帰命」すれば、自分自身が大宇宙の仏の生命の中に入る。我が身が即、妙法の当体と輝き始める。この秘術を日蓮大聖人は教えてくださっているのである。

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ゆえに、その御本尊の功力の裏づけである無量の大理論を学ばずしても、勤行・唱題の実践によって、現実の生活のうえ、自己の生命のうえに、厳然たる実証が体得できれば、すばらしいことではないか。

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御本尊に南無してはじめて、その南無妙法蓮華経という仏界が胸中に涌現し、宇宙の法則と合致していくところ、生命力が増し、功徳があらわれ、宿命が転換され、現実の生活のうえに体験が明確になっていくのである。

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