池田先生ご指導

宝くじで一回でも一等が当たれば大喜びするのに、人間として生まれてきて信心ができた素晴らしさがなかなかわからないで、退転していく人もいます。

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私たちは今、人間として生まれてきた。しかも、大宇宙の根本法を知り、学会員として、広宣流布のために働くことができる。これは大変なことです。たとえば、森に足を踏み入れると、その足の下には、数万から数十万の、ダニなどの小さな生物がいるといわれています。
すると、細菌まで含め、全地球上の生命の数を合わせれば、気の遠くなるような数字になります。
その中で、人間として生まれ、信心することができた。それは、宝くじの一等が、数え切れないほど当たることより、遥かに難しいはずです。
まさに、大福運、大使命のゆえに、幸いにも、一生成仏の最高のチャンスに巡り合ったのです。
ところが、宝くじで一回でも一等が当たれば大喜びするのに、人間として生まれてきて信心ができた素晴らしさがなかなかわからないで、退転していく人もいます。残念極まりないことです。
私たちにとっては、この生涯が、一生成仏の千載一遇のチャンスなのです。どうか、この最高の機会を、決して無駄にしないで下さい。
永遠の生命といっても、いっさいは今にあります。過去も未来も今に収まっている。ゆえに、この一瞬を、今日一日を、この生涯を、感謝と歓喜をもって、広宣流布のために、力の限り生き抜いていって下さい。