


妙覚の山の頂に到達できるのだ。見渡すかぎりの世界は、まばゆいばかりである。 周囲も燦たる光にあふれ、自分も黄金の生命となる。 そういう世界に必ず行くのだ。絶対に心配ないよ──そう日蓮大聖人は約束してくださっている。

一生懸命の人は最期は栄える。要領の人はいつか苦しむ。 真剣の二字こそ、人間勝利の直道なり。 原因のない結果はない。

同志に会えば、それだけ、生命の威光勢力が増す。広布に尽くせば、それだけ、自分が諸天善神から守られる。

一生成仏とは、仏界がその人の生命活動・生活・人生の基調となり、仏界があたかも生命の自宅のようになって、他の九界に遊戯し、人生を楽しみ切っていくという状態をさすのである。

苦しい時、悲しい時、辛い時には、子どもが母の腕(かいな)に身を投げ出し、すがりつくように、『御本尊様!』と言って、無心にぶつかっていけばいいんです。

大宇宙の天体が運行しゆく根源の力が、南妙法蓮華経である。どれほど、すごい力であるか。我らは、この偉大なる妙法を持っている。最も正しく、最も力強い妙法の音律を唱えている。これほど強いものはないのだ。絶

自身の宿業の重さには気づいても同じ命の中に、功徳無量の宝があることを心のどこかで否定していないか。 あきらめ、悲観主義に支配されて、心が爾前経になっていないか。

現代では、死んでもまた生まれてくることを迷信として片付けているけれど、この世で死んでおしまいなら、泥棒したって詐欺したって心配ないわけです。しかし、私たちの生命には来世というものがある
