池田先生ご指導

ゆえに何事も、途中でやめてしまえば、それまでの苦労が全部、水の泡である。続けなければならない。 そして、壁にぶつかった時こそ、「壁があるということは、その向こう側は大きく開けていることだ。今、やっと、ここまでたどりついたのだ」

スポンサーリンク

ある到達点まで来ると一気に全部が変わる。
生命にはこういう法則があるかもしれない。
太陽の誕生もそうである。それまで膨大な生成運動を繰り返してきた星の分子が、ある時、一気に太陽として姿を現した。
回転し、固まり、それを繰り返した結果として、ある時、宇宙の暗黒の中に燦然と太陽が出現したとされる。
語学も。一定の学習を積むと、ある地点で一気に壁が破れ、上達する。
うなずける話である。
ゆえに何事も、途中でやめてしまえば、それまでの苦労が全部、水の泡である。続けなければならない。
そして、壁にぶつかった時こそ、「壁があるということは、その向こう側は大きく開けていることだ。今、やっと、ここまでたどりついたのだ」と決意をいや増して、仏道修行に進んでいただきたい。