本日の御書

本日の御書 現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか(撰時抄p289 n207)

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【御書本文】
現に勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳なりけるか(撰時抄p289 n207)

【通解】
(仏法においては)事実、勝れていることを勝れているということは、慢に似ているようだが、じつは大功徳となるのである。

【先生の指導から】
善と悪が入り乱れた「闘諍言訟」の世の中である。だからこそ、大事なことは、正と邪を明快に言いきっていくことだ。
(中略)
私たちの対話は、誠実が第一である。相手に幸せになってもらいたいとの祈りが根本である。
そのうえで、言うべきことは、きっぱりと言う。何の遠慮もいらない。堂々と、胸を張って、仏法の正義を語っていけばいいのである。