名字の言

〈名字の言〉 2022年8月26日  高校時代に駅伝選手だった友から聞いた話。走っている時は、最終盤まで中継地点が見えない。

スポンサーリンク

高校時代に駅伝選手だった友から聞いた話。走っている時は、最終盤まで中継地点が見えない。そこで“あの橋までペースを落とさないぞ”“次はあの建物を目指して”と、先に見える建造物などを目標に、自身を奮い立たせたという▼かつて、学会は「2001年5月3日」を大いなる目標として広布にまい進した。そして、“その日”の目前に開催された集いで池田先生は“心新たに学会創立100周年へ前進しよう”と呼び掛けた▼9月1日から創立100周年を刻む2030年11月18日まで、あと「3000日」。100年という時間の長さを“箱根駅伝”に例えるなら、私たちは今、最終10区の走者として力走している▼想像してみよう。肩にかけたタスキには、広布に生き抜いた草創以来の先輩方の汗と涙が染み込んでいる。心には、苦楽を共にする多くの同志の声援が響く――そうした皆の思いを抱き、ゴールを目指す▼池田先生は語っている。「創立100周年へ、私たちは一人一人が、まだまだ秘められた地涌の菩薩の勇気を、智慧を、底力を思う存分に発揮して、『この世で果たさん使命』を成就してまいりたい」と。まずは広宣流布大誓堂完成10周年の明年11月を目指して加速しよう。(代)