名字の言

〈名字の言〉 2017年3月2日

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 東日本大震災から6年になるのを前に、各地の行政機関や公共施設などで災害時の避難訓練が行われている▼先日、宮崎県の学会の会館で近隣住民らが参加して避難訓練が行われた。この会館は、南海トラフ巨大地震で浸水が想定される地域にあり、「津波避難ビル」に指定されている。参加者は会館内の避難経路などを確認した後、SOKAチャンネルVODで「災害対応訓練番組」を視聴。住民からは「学会の会館に初めて来ましたが、広くてしっかりした施設を頼もしく感じました」などの声が寄せられた▼昨年の熊本地震でも、会館に多くの避難者を受け入れた。阿蘇白菊会館の受け入れに対しては、地元の自治会から先月、熊本創価学会に感謝状が贈られている。「貴学会の地域密着の志と行動を讃え」と記されていた▼池田先生は、災害時には“避難所”として機能する会館の役割について述べた後、「地域を守り、繁栄させ、人びとを幸福にしていくための会館です。学会の会館は、地域の発展に寄与する灯台です」とつづっている▼会館は、信心錬磨の道場、平和・文化・教育運動の発信拠点であるとともに、“地域の安心の灯台”である。この誉れの使命を胸に、近隣への配慮を忘れず、真心で宝城を守り輝かせていこう。(誼)