名字の言

〈名字の言〉 2017年2月6日

すぐ目の前にいる同僚と、メールで“会話”する若者が増えているそうだ。パソコンやスマートフォンが普及する現代社会。以前なら直接、言葉を交わしていた場面でも、メールやラインでのやりとりが多くなっていないか▼こうした状況に警鐘を鳴らすのは、脳生理学者の有田秀穂氏。メールだけのコミュニケーションでは、人を信頼し、人のために何かしたいとの気持ちが減退するという(『「脳の疲れ」がとれる生活術』PHP文庫)。鍵になるのが「オキシトシン」という神経物質だ▼オキシトシンとは、別名「幸福ホルモン」。他者への信頼感を強め、ストレスが消えて幸福感が増す作用がある。さらに血圧の上昇を抑えて、心臓の機能を向上させ、長寿になるとの研究結果も▼オキシトシンの分泌を促すのは、スキンシップや一家だんらんなどの親しい語らいだという。人の幸福を願ったり、親切を心掛けたりすることもいい。他者に関わる行動自体が、心と体を健やかにする▼日蓮大聖人は「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(御書1598ページ)と。友のために動くと、同時にわが生命も躍動する。さらに仏法を語れば、歓喜と功徳は計り知れない。この自他共の幸福の道を、今日も生き生きと歩みたい。(剛)

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