名字の言

〈名字の言〉 2018年4月6日

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「励まし週間」の先日、埼玉の壮年部員宅にお邪魔した。その地域では、しばしば“応援歌”を作り、皆で歌っている。DVDまで作成され、その心意気に敬服した▼完成したばかりの歌詞には、「励ましノートを開いたら/いろんな事が書かれてる/ひとつひとつが大切な/これぞ自分の宝物」と。励まし運動のためのノートを作成したり、自身の手帳をそう名付けたり――皆で工夫して、励まし合った記録を残していた▼こうして日々の足跡を残すことで、“毎日1人ずつでも、電話でも、とにかく声を掛けていこう”という執念につながるのだという。地道に、真剣に“私の励まし運動”に取り組む表情は輝いていた▼もとより、励まし運動は“数”を競うものではない。訪問した側の自己満足になってもいけない。冒頭の歌には、こうもあった。「励ますつもりで訪ねたが/気が付きゃ自分が励まされ/やる気になったの僕だった/何だか楽しい帰り道」▼まさにここにこそ、学会活動の醍醐味がある。自他共の幸福を願い、地域と世界の安寧を願う創価の同志。本来、「励ます側」「励まされる側」という立て分けはないのであろう。互いに成長しゆく喜びに巡り合えた――そのことに感謝しつつ、春爛漫のわが地域を歩こう。(道)