本日の御書

本日の御書 先業(せんごう)の重き今生(こんじょう)につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値(あ)い候へば地獄の苦(くるし)みぱっときへて(転重軽受法門p1000)

スポンサーリンク

【御書本文】
先業(せんごう)の重き今生(こんじょう)につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値(あ)い候へば地獄の苦(くるし)みぱっときへて(転重軽受法門p1000)

【通解】
過去世の重い業が今生では尽きずに、来世に地獄の苦しみを受けるところを、今生にこのような重い苦しみにあえば、地獄の苦しみがぱっと消えて……。

【先生の指導から】
どんな苦悩にも断じて負けない。絶対に克服できる。究極の正義に生き抜く生命が、不幸になどなるわけがない。
「転重軽受」は、苦難を跳ね返す真髄の力を明かした希望の法理だ。
太陽が昇れば、闇は消え去る。強盛なる信心を貫く中で、苦悩が「ぱっ」と消える時が必ずある。一番、自らを悩ませる難問が、一番、境涯を躍進させゆく転機となるのだ。