本日の御書

本日の御書6102

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本文】
八万四千とは我等が八万四千塵労なり南無妙法蓮華経と唱え奉る処にて八万四千法門と顕るるなり(義口伝巻下p775)

【通解】
八万四千とは、われら凡夫八万四千塵労であり、南無妙法蓮華経と唱えたとき、そ八万四千塵労は則八万四千法門とあらわれる。法華経文字数は、開経無量義経、結経観音賢菩薩行法経も合わせ、八万四千字である。

【先生指導から】
日蓮大聖人は義口伝で、仏法生命論立場から、こ「八万四千」とは、要するに「八万四千塵労」であると教えておられる。
人生には、無数、きりない苦労がある。しかし、妙法を唱え、人々ため、広宣流布ために力を尽くしていけば、それがすべて無量無辺智慧と功徳として輝きわたる。これが、仏法重大な因理法である。
法華経に説かれる仏菩薩は、単に経典なか存在ではない。像にして拝んだりするようなもでもない。
仏菩薩とは、人間である。なかんずく、広宣流布ために戦う皆さことである。
広宣流布活動は、法ため、友ため、社会ために、来る日も来る日も、苦労連続であるかもしれない。しかし、それらは全部、偉大なる福徳に変わっていく。少しも無駄はないである。