本日の御書

本日の御書 尼ごぜん又法華経の行者なり御信心月のまさるがごとくしをのみつがごとし、いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ(富木尼御前御返事p975)

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【御書本文】
尼ごぜん又法華経の行者なり御信心月のまさるがごとくしをのみつがごとし、いかでか病も失せ寿ものびざるべきと強盛にをぼしめし身を持し心に物をなげかざれ(富木尼御前御返事p975)

【通解】
あなた(富木尼御前)もまた法華経の行者であり、御信心は月が満ち、潮が満ちるように強盛であるから、どうして病が癒えず、寿命の延びないことがありましょうか。こう強く確信して、御身を大切にして、心の中で、あれこれ嘆かないことです。

【先生の指導から】
現実の人生は、さまざまな「悩み」との戦いである。しかし、いかなる試練であっても、必ずや乗り越えることができる。いかなる宿業であっても、必ずや打開できる。これが「法華経の御力」である。何も嘆くことはない。
たとえ何があっても、御聖訓のとおりに、強く、また強く、勝ち越えていくことである。
断じて、へこたれない。一歩も退かない。敢然となすべきことをなす。それが仏法である。