座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉62 「南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」 “何があっても題目”の人生を 2018年9月24日 池田国際対話センターが設立25周年

池田国際対話センターが設立25周年
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
伊藤女子部長
 
 永石 「青年部の諸君は、峻厳なる『創価の三代の師弟の魂』を、断じて受け継いでいってもらいたい」「それこそが、創価学会が二十一世紀を勝ち抜いていく『根本の道』であり、広宣流布の大誓願を果たす道であり、世界平和創造の大道なんです。頼んだよ! 男子部、女子部、学生部! そして、世界中の青年の皆さん!」――完結を迎えた、小説『新・人間革命』の掉尾を飾った一節です。

 竹岡 “遺言の思いで書いている”とまで言われた池田先生の小説の最後が、青年への期待であったことに、深く感動するとともに、身の引き締まる思いです。

 原田 実は、この「誓願」の章は、冒頭部分も青年への呼び掛けから始まっています。「新しき時代の扉は青年によって開かれる。若き逸材が陸続と育ち、いかんなく力を発揮してこそ、国も、社会も、団体も、永続的な発展がある」と。

 竹岡 広布誓願の師弟の旅を永遠に続けゆくことを訴えた、小説『新・人間革命』の最終章が、青年への信頼で始まり、青年への期待で終わったことに、深い意味を感じます。私たちは、池田先生に安心していただける弟子へ、さらに成長してまいります。

自らの生命を磨く

 永石 今月の座談会で拝読した御書は、「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ……」(1143ページ)でした。

 伊藤 どんな時も、唱題し抜いていきなさい。信心強盛に進めば、必ず幸せになれる、との仰せです。

 永石 小説『新・人間革命』第30巻「暁鐘」の章には、「御本尊とともに、唱題とともに生き抜いていくなかに、最高の所願満足の人生があることを確信して、仏道修行に励み、自らの生命を磨いてください。人の言動に右往左往したり、一喜一憂したりするのではなく、唱題に徹して、『私は題目が大好きである』といえる皆さんであってください」との指導が掲載されています。

 原田 「唱題の人」――これこそ、私たちが目指すべき姿です。妙法を唱え抜き、自身の胸中に仏の生命を涌現していけば、何があろうと勝っていけます。

 伊藤 御書には、「南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(788ページ)とあります。

 原田 この信心で、あらゆる苦悩を克服し、最高の幸福境涯を確立することができる。皆をも幸福にしていける――そう確信できれば、信心に巡り合えたことに、尽きせぬ感謝が湧き、大歓喜の生命となります。

 竹岡 先生は、法華経に説かれる「随喜」について、「私たちの立場でいえば、南無妙法蓮華経という最高の法を聴いて湧き起こる喜びであり、大歓喜です」と講義されたことがあります。

 長谷川 随喜すれば、周囲の人に妙法を語らずにはいられなくなります。折伏・弘教は、信心の随喜がもたらす、“自然の振る舞い”です。それが、ますます功徳を積んでいくことにもなります。この随喜の広がりこそ、広宣流布です。

 原田 先生は結論されています。「随喜は、真剣な唱題と、自ら勇んで広宣流布を担おうとする主体的、能動的な実践のなかで、湧き起こるものである」と。私たちは、より一層の唱題行に徹し、「随喜の生命」で、広布の拡大に勇んで打って出ましょう。

確かな平和への道

 長谷川 本日9月24日で、米東部のケンブリッジ市にある平和研究機関「池田国際対話センター」の設立から25周年となります。

 伊藤 同センターは、創立者である池田先生が掲げた三つのモットー「地球市民のネットワークの要たれ」「『文明の対話』の懸け橋たれ」「『生命の世紀』を照らす灯台たれ」のもと、文明を結ぶ“対話の拠点”として発展してきました。

 長谷川 異なる思想や精神の交流のため、各分野の学識者を招き、非暴力、宗教、市民社会、国連の役割等をテーマにシンポジウムを開催してきました。たとえ地道でも、対話こそ、最も確かな平和への王道であるとの確信のもとです。

 原田 各分野の専門家と共に、同センターが編集・出版した研究書は現在、世界の310大学・948を超える講座で採用されています。同センターが続けてきた文明間対話は、多くの識者から称賛され、期待されているのです。

 竹岡 10月1日には、広布の灯台「学術部の日」も迎えます。1972年(昭和47年)、10月1日発行の「大白蓮華」誌上で、池田先生を中心とした、てい談「生命論」が開始されたことが、その淵源です。

 伊藤 『新・人間革命』第15巻「蘇生」の章には、学術部の第1回総会(70年11月)へ、先生が自作の詩「熱原の三烈士」を贈られたことが記されています。

 永石 そこには、熱原の農民信徒である三烈士の、不惜身命の精神が描かれていました。先生は、この詩を学術部に贈った理由について、「真実の人間の偉大さとは何かを、考えてほしかったからであった」と言われています。

 長谷川 人間の偉大さは、学歴や社会的な地位、肩書などによって決まるものではありません。それらを鼻にかけ、見栄、保身、名聞名利に汲々としていては、魂の輝きを失った人間になってしまいます。

 原田 今、妙法を持った多くの学術部の友が、社会と広布の第一線で活躍しています。先生は明言されました。「人間の偉大さは、人びとの幸福のため、法のために、どれだけ献身し、勇敢に戦い抜いたかによって決まる」と。先生の期待に応えゆく学術部であることを深く念願しています。

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