座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉54 下半期がスタート――功徳の花を爛漫と わが使命の天地を「永遠の都」に 2018年8月20日 8月24日は弟子が勝利をささげる日

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8月24日は弟子が勝利をささげる日
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
8・24「北陸青年部の日」記念の北陸男子部の大会(12日、石川平和会館で)。夏の間も「行学の二道」に励む青年部。「剣豪の修行」のごとき厳格な鍛錬は、学会の伝統と名誉ある特徴

 原田 下半期のスタートです。上半期は、3月の世界青年部総会や、各方面での本部幹部会・全国男子部幹部会などを軸に、近年最高となる折伏・弘教を達成することができました。心から感謝申し上げます。

長谷川 6月の「教学部任用試験(仏法入門)」には12万人が受験し、人材と仏縁の裾野が大きく広がりました。学会が推進する、民衆の大哲学運動への称賛は尽きません。

志賀 青年部は今、9月に実施する「青年部教学試験1級」に向け、世界最高峰の哲理を命に刻む“鍛えの夏”を送っています。

長谷川 各地ではいまだに、異常気象といわれる酷暑が続いています。今後も暑い日が予想されますので、「健康第一」で広布にまい進しゆくことを誓い合っていきましょう。

永石 友好期間中に大きく友情を拡大できたエピソードも続々と寄せられています。その奮闘に深く感動しています。本当に、ありがとうございます。

原田 池田先生は今、完結に向け、小説『新・人間革命』の執筆を続けてくださっています。この時に、池田門下の弟子が師の心をわが身に体し、新たな歴史を開くための、新たな戦いを開始していきたい。

志賀 11月18日には、広宣流布大誓堂完成5周年を迎えます。必ずや勝利の結果をもって、記念の日を祝賀してまいります。

学会創立90周年へ

 原田 そして、このたび、次なる広布の目標を、学会創立90周年である2020年11月18日と定めました。この日を目指し、力強く広布拡大を進めていきたいと思います。

長谷川 具体的には、①「モバイルSTB」を拡充し、折伏・弘教を推進②「励まし週間」「座談会」を充実・工夫し、活動者を増加③「世界聖教会館」の完成を目指し、聖教を拡大④創価の未来を開く、青年部・未来部の育成⑤小説『新・人間革命』の研さんの充実、などを展開していきます。

永石 特に、『新・人間革命』の研さんは、学会の永遠性の確立と、師弟の精神を生命に刻んでいく上でも最重要ですね。

伊藤 先生は今夏、「今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は化城即宝処なり我等が居住の山谷曠野皆皆常寂光の宝処なり」(御書734ページ)との御文を通し、具体的な目標を決め、題目を唱え、広宣流布へ行動する中で、仏の境涯が開かれると強調されました。

永石 さらに、心も軽く仏縁を広げ、一つ一つ人間革命の勝利劇を飾り、わが誓願の国土に常寂光の「永遠の都」を築き上げていきたいとも訴えられました。

原田 「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(同856ページ)です。今、一段と勢いを増して、自他共の幸福のため、妙法を弘めている友が、どれほど尊いか。楽しき「今生人界の思出」(同467ページ)をつくりながら、功徳の花、人材の花、後継の花を爛漫と咲かせ、地涌のスクラムを、さらに誇り高く拡大していきましょう。

志賀 さて、8月24日は、池田先生の入信記念日です。1947年(昭和22年)8月14日、池田先生は戸田先生と初めて出会われます。ここから世界広布の大発展が始まりました。

伊藤 この時、池田先生は戸田先生に「正しい人生とは何か」などを質問。戸田先生の、明瞭かつ懇切丁寧な答えに感動した池田先生は、10日後の8月24日に入信されました。

志賀 池田先生は言われています。「死身弘法の信心を貫かれた戸田先生の分身として、私自身、来る夏、来る夏、八月二十四日を刻むたびに、勝利した姿で、恩師に報告するのだと決意してきた」と。8月24日は、弟子が師匠に勝利をささげる日なのです。

長谷川 その意味で、この日が、「壮年部の日」となっている意義は大きい。本年は9月度の本部幹部会が、「全国壮年部幹部会」として開催されます。壮年部の勝利の結果で、8月24日を祝賀していきたい。

原田 「大白蓮華」8月号の「巻頭言」で、先生は「さあ、何でも来い! 創価の壮年は、大海原のように悠然と、広宣流布、立正安国の誓願に生き抜くのだ」と、壮年部の友にエールを送ってくださいました。

長谷川 思えば、先生が小説『新・人間革命』の執筆を開始されたのは65歳。アメリカ創価大学を開学されたのは73歳の時です。まさに、壮年部の世代です。

原田 地涌の使命の本懐を果たす勝負の時は壮年部の時代です。「いよいよの決意」で進んでいきたい。

聖教創刊原点の日

 永石 24日はまた、聖教新聞の創刊原点の日でもあります。1950年のこの日、深刻な不況で事業が厳しい苦境に立たされる中、戸田先生は池田先生に語られました。「一つの新聞をもっているということは、実に、すごい力をもつことだ。学会も、いつか、なるべく早い時期に新聞をもたなければいけない。大作、よく考えておいてくれ」

伊藤 この語らいが原点となり、翌年の4月20日に聖教新聞が誕生しました。

長谷川 聖教新聞は今、明年の「世界聖教会館」の完成へ、デジタルサービスをはじめ、さらなる発展と充実を図っています。

原田 ここであらためて、厳しい暑さの夏の間も、聖教を配達してくださっている無冠の友の皆さまに、深く御礼を申し上げます。

永石 私たちは無冠の友の皆さまの健康と無事故を一層、祈念していきます。

原田 「日本中、世界中の人に読ませたい」――これが、聖教を創刊した師弟の心です。これからも、皆さまに勇気と希望を送る聖教新聞の充実に全力を挙げていきます。