座談会

〈座談会 師弟誓願の大行進〉46 7・19――女子部結成記念日 明るく朗らかに大歓喜の青春 2018年7月12日 豪雨災害一日も早い復旧・復興を祈念

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豪雨災害一日も早い復旧・復興を祈念
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
伊藤女子部長
大串白蓮グループ委員長
櫻井鼓笛部長
47都道府県から友が集い、東京牧口記念会館で開かれた「全国白蓮グループ大会」(1日)

 原田 あらためまして、西日本を中心とした記録的豪雨により、犠牲になられた方々に、哀悼の意をささげますとともに、被災された全ての皆さまに、お見舞い申し上げます。

長谷川 一刻も早く救助活動が進展し、復旧が進むことを念願しています。学会としても、本部をはじめ、各地に災害対策本部を立ち上げ、被災状況の把握や、被災者の皆さまへの激励、支援に全力を挙げています。

原田 早速、青年部、壮年部の有志が「かたし隊」を立ち上げ、被災住宅の片付けや清掃に従事してくださっている地域もあります。現在、多くの地域で暑い日が続くことが予想されていますので、慣れない避難場所での生活を余儀なくされている方を含め、どうか熱中症には、くれぐれも気を付けてください。

長谷川 いまだに、断水や停電をしている地域もあります。また今後も、土砂崩れや河川の氾濫などによる、二次災害に警戒が必要です。さらに、再三、言われていることですが、浸水した車のエンジンを掛けることは、感電などの危険があるので、絶対にしないでください。

原田 池田先生も、「尊き宝友を一人ももれなく、三世十方の仏菩薩よ、無量無辺の諸天善神よ、断固として護りに護り給えと、私はいよいよ強盛に祈り抜いてまいります」と言われています。被災者の皆さまが、変毒為薬の信心で、苦難を乗り越えていけるよう、全力で応援してまいります。

弘教に走る“白蓮”

 伊藤 女子部は今、7・19「女子部結成記念日」に向け、弘教・拡大に挑み、「世界の姉妹と! 絆拡大月間」を進んでいます。

原田 1日に八王子市の東京牧口記念会館で行われた、7・8「白蓮グループの日」を記念する「全国白蓮グループ大会」も、清新な息吹みなぎる素晴らしい会合でしたね。

大串 この日を目指し、全国で班1人以上に当たる友を御本尊受持・入会決意に導くことができました。当日は、誕生40周年のグループ歌「星は光りて」を、皆で誓いを込めて大合唱することもできました。

伊藤 その際、場内を暗くし、LEDを使って、満天の星を演出。皆が歌に込められた先生のお心を感じながら歌い、感動的な一幕となりました。

大串 広島の総県委員長は、大会に参加した直後、友人と語らう機会を設けました。会合で感じた先生の温かな心を、ありのままに伝えたところ、友人は入会を決意されました。

伊藤 東京・世田谷の班長は、大会の日の夜に開催された“班パーティー”に、友人と一緒に参加。班員の友人も2人いる中、SGIの友の姿を紹介したVODを観賞し、「海外の方が、こんなに情熱的に、信仰に励んでいることに驚きました」などと感想を語り合い、何と、3人の友人全員が入会を決意しました。

大串 大会でも紹介しましたが、1977年(昭和52年)4月、第1回「白蓮グループ総会」の席上、池田先生は大事な指針を示されました。「白蓮グループの新時代の使命は、自分自身の人間革命のために、広宣流布の宝城を守り、磨いていくことです。そして、全ての同志を守っていくことです。そこに焦点を合わせていただきたい」と。

伊藤 白蓮グループの使命が、明確に示された重要な指導です。さらに、先生は言われました。「信心とは、決して窮屈な思いをするようなものであってはならない。“信心して本当によかった。私はうれしい”と心から実感できるようになっていただきたい」と。これは、全ての女子部員への指針であると思います。

原田 先生は常々、女子部の皆さんは、広々とした心で、明るく朗らかに、伸び伸びと、広布の道を歩んでいただきたいと言われています。法華経に説かれる「心大歓喜」(心の底からの大歓喜、法華経410ページなど)こそが、女子部に託された先生の期待です。

伊藤 先生が揮毫され、長年、学会本部にあった「心大歓喜」の「書」は今、創価女子会館に飾られています。皆で、先生が言われる通りの女子部へと成長してまいります。

鼓笛は先生と共に

 櫻井 鼓笛隊では現在、7・22「鼓笛隊の日」を記念する、世界広布新時代第1回「鼓笛隊総会」を目指し、楽しく、にぎやかに、弘教・拡大に走っています。

伊藤 「永遠に先生と共に!」との誓いを込めて行われる総会では、学会創立100周年に向け、鼓笛隊が、平和の世紀の勝利を開きゆくことを宣言します。

原田 先生は、「学会の鼓笛隊は、広宣流布のためにある。世界の平和と、人びとの幸福のためにある」と言われ、その重要な役割を明確に示されています。

櫻井 私たちは、「平和の天使 実践の5指針」――「一、祈りで『幸福の宮殿』を輝かせよう! 一、心を結ぶ『友情の虹』をかけよう! 一、師弟の心で『勇気の光』を広げよう! 一、団結と努力で『世界一の希望の調べ』を奏でよう! 一、鼓笛姉妹の前進で『平和の世紀の勝利』を開こう!」を胸に、使命の人生を歩み抜いていきます。

原田 小説『新・人間革命』第30巻の上巻「雌伏」の章には、79年12月に開催された、第3回「鼓笛隊総会」の模様がつづられています。この時、先生は、第3代会長を辞任された直後でしたが、鼓笛隊の友の再三の要請を受け、出席されました。

櫻井 先生は、「何があっても鼓笛隊は変わらない。びくともしない。生き生きとしている」「やはり一つのことを繰り返しやっていくことが、一番強いんだ。崩れないものができる」と言ってくださいました。これこそが、私たち鼓笛隊の永遠の誇りです。

原田 今や、白蓮グループも、鼓笛隊も、世界に、その輪が広がっています。どうか、皆さんも、世界広布の栄光の歴史をつづり残していってください。