〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
沼倉婦人部書記長
志賀男子部長
原田 下半期がスタートした今、あらためて確認をしたい池田先生の指導があります。それは、夏の「全国最高協議会」の閉会に際して、寄せてくださったメッセージです。
長谷川 先生は、「異体同心」について認められた二つの御聖訓「総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり」(御書1337ページ)と「日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じ」(同1463ページ)を引かれた上で、こう呼び掛けられました。「我ら創価の異体同心の底力で、一切を勝ち切ろう!」と。
原田 全同志が異体同心であれば、全てを勝ち越えていくことができる――この指導の通り、私たちは、団結第一の前進を貫いていきたい。
志賀 完結に向けて連載が進む、小説『新・人間革命』「誓願」の章では、1992年(平成4年)2月の沖縄での指導が記されています。
「新時代の広宣流布もまた険路でありましょう。『賢明』にして『強気』でなければ、勝利と栄光は勝ち取れません。仏法は勝負である。人生も勝負である。一切が勝負である。ゆえに勝たねばならない。勝たねば友を守れない。正義を守れない」と。
原田 各人が眼前の全ての戦いに勝利しゆくことが、広宣流布と立正安国の道を開きます。まだまだ暑い日が続き、天候の変化もありますので、疲れをためないよう、聡明に体調を整えながら、下半期も広布拡大に進んでいきましょう。
長谷川 さて、「聖教新聞PR版(秋季号)」が完成しました。間もなく、皆さまのお手元に届きます。
永石 「PR版」は日頃の購読への感謝を込め、最近の聖教新聞の紙面において、反響を呼んだ企画などをまとめたものです。
沼倉 「聖教新聞の魅力を分かりやすく伝えることができる」と評判で、婦人部にとってうれしい、持ち運びに便利なサイズのため、多くの方が友人に手渡して活用しています。
原田 今回は、壮年部幹部会の開催を祝賀して、壮年世代への池田先生の指針が「滝」の写真と共に掲載された、1面の「四季の励まし」にはじまり、日本中・世界中で新たに入会した友の声や体験談、世界の名画の紹介など、多彩な内容になっています。
志賀 さらに、6月に発表された、ノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士と池田先生による「共同声明」や、米国ジョン・デューイ協会元会長のジム・ガリソン博士が語る創価学会への期待、そしてシニア世代に人気の「絵手紙」の書き方も載っています。
原田 「日本中、世界中の方々に読んでもらいたい!」との思いを体現した「PR版」になっています。存分に活用しながら、希望と幸福の拡大に挑戦していきましょう。
永石 きょう8月27日は、池田先生の提案で、それまでの「地区担当員」の名称が、「地区婦人部長」となって20年の節目です。
原田 新名称が決まった折、先生は、地区婦人部長・副婦人部長の皆さんが、子育てや仕事、さらには聖教新聞の配達をしながら、活動している苦労を、よく理解された上で、「そのなかで、来る日も、来る日も、わが使命に燃えて、広宣流布という尊い偉業に献身されている姿は、あまりにも貴い」「その境涯は、すでに女王であり、その道は、絶対的幸福の大宮殿へといたる。その労苦は、永遠の福運となり、人格の光彩となって、人生を金色に染め上げる」と、最大に賛嘆してくださいました。
長谷川 先月、厚生労働省が発表した調査の結果によると、18歳未満の子どもがいる母親のうち、仕事をしている人が、初めて7割を超えました。
永石 地区婦人部長の中にも、仕事と両立して、頑張ってくださっている方がたくさんおられます。
沼倉 その場合、昼の中心者を決め、その間の会合や、訪問・激励を積極的に担ってくださっている地域も増えてきています。また、地区婦人部長が子育て中の場合は、皆で役割や責任を分担している地域もあります。
永石 子育てや仕事、介護などで多忙な中、頑張ってくださっている地区婦人部長の皆さんが安心して活動できるよう、皆で、補い合い、助け合い、支え合いながら、仲良く前進していきたいものです。
沼倉 また、経験豊富な副役職の先輩が、地区婦人部長を兼任してくださり、その信心の喜びや確信に触れ、活動者が増えたり、共に折伏に取り組む方が誕生したりするなど、組織が大きく発展している様子も数多く伺っています。
長谷川 先生は、地区副婦人部長との名称についても、「『地区婦人部長』と同じ自覚で、さらに、固い団結を築き上げてほしいとの願いからである。正役職と副役職とは不二の関係にある。心を合わせ、尊敬し合い、協力し合ってこそ、勝利の歯車の回転が生まれる」と言われています。
原田 時代の変化に柔軟に対応するためにも、副役職の方も含め、皆で総合力を発揮し、励まし合って、折伏・友好拡大に挑戦していきましょう。
沼倉 また、8月31日で、学会歌「今日も元気で」が誕生して50年となります。婦人部の愛唱歌にもなっている、この歌の快活なメロディーと歌詞は、50年がたった今も、多くの友の心の支えになっています。
永石 「どんな時も、先生と共に!」との思いをストレートに表した、この歌は現在、「フォーエバー・センセイ」として、世界中で歌われています。私たち婦人部は、これからも、この歌と共に、広布にまい進していきます。