社説

〈社説〉 きょう「童謡の日」 2018年7月1日 宝の子どもたちに励ましを送ろう

宝の子どもたちに励ましを送ろう

 きょう7月1日は、「童謡の日」。児童雑誌『赤い鳥』が創刊されてから、ちょうど100年の節目に当たる。
 1984年(昭和59年)に日本童謡協会会長・中田喜直(当時)の名で発表された「童謡の日宣言」の中に、次のようにうたわれている。「激しい社会環境のもとに、ともすれば、真に子ども達のものとは何かが見失われがちな今日、童謡にかける期待は時代の要求となり、新しい飛躍と隆盛が望まれています」と。「子どもの幸福のための教育」を掲げた初代会長・牧口常三郎先生の教育思想をほうふつさせるとともに、現代社会が抱える教育問題を想起させる一文だ。
 2007年に、国連児童基金(ユニセフ)が先進国を対象に実施した「子どもの『幸福度』に関する調査」がある。その中で「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は29・8%だった。これは、全体平均7・4%を大きく上回る圧倒的1位。核家族化など人間関係の希薄化によって、家庭や地域で、子どもと関わる機会が減っていることがその一因と指摘されている。
 子どもを孤立させないことは、社会全体で向き合うべき課題だ。「声仏事を為す」(御書708ページ)の御金言を胸に、子どもや近隣に積極的に“声を掛ける”学会員の使命はいや増して大きい。
 学会には、子どもが伸び伸びと成長し幸福な人生を歩めるよう、「未来部員会」や「創価ファミリー勤行会」など、さまざまな“励ましの場”がある。本年も「家庭教育懇談会」を推進するなど、取り組みが各地で行われている。本日、全国の会館で中継が行われる「SOKAキッズフェスタ」も、その一環(九州方面は7月29日)。子どもたちが、歌ったり踊ったりしながら楽しめるプログラムが満載だ。「地域の灯台」として輝く法城で、子どもと存分に遊び、創価家族の絆を強める絶好の機会を最大限に活用していきたい。
 「みんなちがって、みんないい」とは、童謡詩人・金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」の有名な一節だ。
 池田先生は、こう強く語っている。「子どもたち一人ひとりが、家族の宝であり、社会の宝であり、世界の宝である。未来の宝であり、人類の宝であり、かけがえのない創価の宝なのである」と。
 学会が子どもたちの“希望のオアシス”として盤石であれば、未来は明るい。師の心をわが心とし、目の前の一人一人に、大いなる励ましを送っていこう。

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