本日の御書

本日の御書6213

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本文】
はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、すぎし存命不思議とおもはせ給へ、なに兵法よりも法華経兵法をもちひ給うべし(四条金吾殿返事p1192)

【通解】
いっそう自分自身を励まして、強盛な信力を出していきなさい。先日、命を永らえたは、まったく本尊不思議な功力であると思いなさい。どような兵法よりも、法華経兵法を用いていきなさい。

【先生指導から】
「法華経に勝る兵法なし」。これが、大聖人確信である。
それは、「広布」と「人生」あらゆる闘争を断固として勝ち抜いていく、真髄力である。
そしてまた、提婆達多ごとき邪知輩をも、厳然と打ち破っていく究極智慧である。
迫害をくぐり抜けた四条金吾。そ勝因を大聖人は3点にわたって示された。
まず、「先々(さきざき)用心」。
決して油断せず、事前準備や緻密な取り組みを怠らないことだ。
次に「勇気」。
そして「強い信心」。強盛なる大信力を出すことである。
そして、「法華経兵法」を会得するため要諦は何か。
それは、「師弟相違せばなに事も成べからず」等と示されているとおり、“師匠深き心に、自身心を合致させていく信心”である。