大白蓮華巻頭言

大白蓮華 巻頭言2018年(平成30年)8月号(No.826)

凯歌大道の誉れの人生を!
池田大作
打ち続く苦難に遭いながら、なぜ、かくも堂々とされているのか? 激闘の日々、戸田先生に尋ねたことがある。
先生は、「ぼくだって、夜も眠れぬほど、悩み、考えているよ」と笑いながら、こう答えてくださつた。 「それは、牢獄のなかで、自分の使命を知ったからだね。生涯を捧げて悔いない道を見つけたということだ。
そうなければ人間は強いぞ。恐れも、不安もなくなる」と。
法難の獄中で齢45にして妙法流布の大使命を覚悟されてより、先生はまさしく「巍巍堂堂として尊高なり」(2113ページ)という地涌の菩薩の生命で戦い抜かれたのである。

命に及ぶ大病や災害、倒産など、逆境に挑む壮年に、 先生は盟友を抱きかかえる如く渾身の励ましを贈った。 いざ肚を決めれば、我ら丈夫は劇的を力を出せるのだと。

言うに言われぬ苦労は絶ないが、「煩悩即菩提の題目があるゆえに、全ては黄金柱の円熟輝きと変わる。
日蓮大聖人は、「法華大海の行者に諸河の水は大難の如く入れども・かへす事とがむる事なし、諸河の水入る事なくば大海あるべからず」(1448ページ)と仰せになられた。
さあ、何でも来い! 創価の壮年は、大海原のように悠然と、広宣流布、立正安国の誓願に生き抜くのだ。

四条金吾がそうだったように「負けじ魂」で仏子に尽くせば、「法華経の兵法」の真髄を発揮できる。誰が褒めなくとも、師匠に笑顔で報告できれば、それでいいのだ。
短気な金吾には、女性を大切に、大らかに包容するの が賢人とも指導されている。世界一の太陽の婦人部から信頼される時、世界一の壮年王者と光ることを忘れまい。

8月24日は「壮年部の日」。71年前の夏、恩師が19歳の私を導いてくださったように、壮年が後継の青年を励まし、育てゆく意義も込めさせて頂いている。
また1950年、最悪の苦境に、師が聖教新聞の構想を示された「創刊原点の日」でもある。一番の試練の時に一番の偉大な価値を創造するのが、壮年の本懐だ。
この魂で、凱歌大道の誉れの人生を進もうではないか!

人間の
王者の心の
君なれば
民に慕われ
師弟の凱歌を

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