大白蓮華巻頭言

大白蓮華 巻頭言 2019年 1月号 2019年(平成31年)1月号(No.831)

 我らの地域を「さながら宝土」に!       池田大作

 昇りゆく旭日と共に、新しい人間革命の劇が始まる。
一年を通して、皆が日々「初日の出」を仰ぐような心で励まし合えたら、どれほど明るい世界になるだろう。
 御本仏・日蓮大聖人は、誰でも、いつでも、どこでも生命に元初の太陽を昇らせゆける道を示してくださった。
 題目を唱えゆくところ、我が身を「さながら宝塔」として光らせ、我らの天地を「ここさながら宝塔の住処なり」と輝かせていけるのだ。

 そう心を定めれば、ありのままの自分を卑下する必要もなければ、どこか遠くに理想郷を求める必要もない。
 御聖訓に「此の土を捨てて何の土を願う可きや、故に法華経修行の者の所住の処を浄土と思う可し」と仰せの通り、「今ここ」から寂光の宝土を築き広げるのだ。

「娑婆」とは「堪忍」と言われる如く、現実の世界は苦しみや悩みを堪え忍ばねばならない。その試練に敢然と挑んで一つ一つ打開していくのが、「広宣流布」であり、「立正安国」である。なぜ労を厭わず、この挑戦を続けるのか。戸田先生は故郷の北海道の同志に語られた。

 第一に、地域と社会への貢献を果たしながら、多くの人々と仏縁を結んで、自他共に功徳を広げていくことができるからである。
 第二に、戦いを通して、組織の隅々まで力を漲らせ、異体同心のスクラムを強くすることができるからである。
 そして第三に、目標に向かい、一人一人が「自分らしく悔いなく戦い切った」と御本尊に報告できる清々しい歴史を残し、勝利の喜びをつかめるからである。

 どんなに大変な場所でも、「地涌の菩薩」としての誓願に立ち返れば、自ら久遠より誓い願ってきた天地だ。皆、深き宿縁で結ばれた感激の同志であり、眷属ではないか。
 ここで戦い、ここで勝って、「心の財」を積み、共々に人間革命して仏になるのだ。世界広布が同時進行で展開する今、一つの地域の勝利劇が全創価家族の希望となる。
 さあ、我らの地域から新たな「創価勝利」の旭日を!

 この天地
  楽土と照らす
   君なれば
   諸仏は讃えむ
    諸天も護らむ

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