社説

〈社説〉 本部幹部会をリズムに前進 2018年6月4日 広宣流布の主体者と立ち上がれ

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広宣流布の主体者と立ち上がれ

 各地で、方面総会を兼ねた本部幹部会(本幹)が開催されている。昨年末の中部をはじめ、本年に入り、関西、北海道、信越、そして今月の関東――方面歌の合唱や記念映像など、地域性を生かした新鮮な内容が全国に喜びの波動を広げている。
 それぞれの開催地では総会を拡大の決勝点と定め、郷土の広布史や師弟の絆をあらためて確認。目標を明確にして挑戦を開始することで、最前線の地区、ブロックから題目の渦が巻き起こり、いずれの方面も爆発的な勝利の金字塔を打ち立てている。
 方面のリーダーは口々に語る。「池田先生をわが地域にお迎えする思いで同志と団結し、励まし合い、全力で戦う中で不可能の壁を破る拡大の結果を示すことができました」
 さらに、世界各国・地域からSGIの代表メンバーが集うことも本幹の伝統である。併せて開催地の地元メンバーとの交流交歓会も活発に行われてきた。
 求道心あふれる海外の友を迎える日本のメンバーの決意も固い。「先生の思いを胸に、心を尽くしてSGIの同志をお迎えしよう」「拡大の結果をもって、海外の皆さんに広布の息吹を伝えていくのだ」と。
 どこまでも師匠の側、つまり友を励ます側に立つ。そこから世界広布の主体者の自覚が生まれる。本幹を契機にした交流が、次代を担う人材育成の場にもなっているといえよう。
 振り返れば2010年6月の本幹の前夜、池田先生から次のように指導があった。
 「明日の本部幹部会については、弟子の君たちが、団結して、しっかりやりなさい。皆が、創価学会のすべての責任を担って戦う時が来ているのである」「私を頼るのではなく、君たちが全責任をもって、やる時代である」
 先生が、「弟子が団結をする」「弟子が全責任を担う」「弟子が師匠に頼らない」との根本姿勢を示されてから、今月で8年。各地の友は今、本幹と共に、本門の弟子の自覚で立ち上がっている。
 「勝利のリズムをつくりゆく回転軸」――かつて、池田先生は本幹をそう表現した。この指針の通りに、我らは永遠に進む。
 今週末も全国各地で、本幹の中継行事が開催される。声を掛け合い、多くの同志と参加していきたい。師の元に喜々として集い、師の元からさらなる勝利へ、心一つに出発する。この師弟のリズムから、先生が待望する世界平和の希望の大潮流が生まれていくのだ。