名字の言

〈名字の言〉 2018年5月2日  新年度がスタートして、はや1カ月。社会に躍り出た若者たちが、意欲的に仕事に挑戦する姿がすがすがしい。

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新年度がスタートして、はや1カ月。社会に躍り出た若者たちが、意欲的に仕事に挑戦する姿がすがすがしい。一方で、社会の厳しい現実に直面し、戸惑いを感じている人もいるだろう▼福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、「創価大学ニュース」(97号)の対談で、若き日の体験を語っている。プロの世界に入った当初、先輩たちとの実力の差にがく然とした。だが、「やらされる練習からやる練習へ」気持ちを切り替え、“プロの野球”を体に染み込ませるように、猛練習を重ねていった▼地道に実力を付け、開花させ、通算224勝、11度も日本一を経験する大投手になった。氏は言う。「誰にでも無限の可能性がある」「努力することで一芸に秀でる、天才になり得る」▼「うさぎとかめ」の寓話について、池田先生が若き友に語ったことがある。「『かめ』が勝ったのは、別に相手が『うさぎ』だったからじゃない」。すなわち、「うさぎ」は「かめ」を見て走ったが、「かめ」はゴールのみを見つめて歩み抜いた。だから勝った▼人や環境がどうあれ、一喜一憂しないこと。昨日より今日、今日より明日へと、一歩一歩、粘り強く、自分を磨き続けた人に、人生の栄冠は輝く。新社会人の皆さん、ファイト!(誠)