本日の御書

本日の御書 総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、

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【御書本文】
総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か(生死一大事血脈抄p1337 n1775)

【通解】
総じて、日蓮の弟子・檀那らが、「自分と他人」「あちらとこちら」と差別する心がなく、水と魚のような(一体の)思いになって、異体同心で南無妙法蓮華経と唱えたてまつる、そこにこそ生死一大事の血脈があるのである。
しかも今、日蓮が弘めていることの肝要は、このことなのである。もし、この通りに実践するならば、広宣流布の大願も叶うにちがいない。

【先生の指導から】
この世に創価学会が出現して七十五周年─妙法を唱える地涌の菩薩の連帯は、今や世界百九十カ国・地域へと、壮大に広がった。
この実証は、偶然などでは絶対にない。
創価の師弟が、蓮祖の仰せ通りに「異体同心の信心」で戦い抜いたから、未曾有の広宣流布ができたのである。
仏法史上、どれほど学会が意義深き存在か!
学会は、仏意仏勅の「人類救済の組織」である。恩師が「戸田の命よりも大事な学会の組織」と言われた意義が、よくわかるであろう。
ゆえに、この偉大な人間の結合をば、断じて守り抜いていかなければならない。