本日の御書

本日の御書 悪の因に十四あり一に僑慢二に懈怠三に計我四に浅識五に著欲六に不解七に不信八に顰蹙九に疑惑十に誹謗十一に軽善十二に憎善十三に嫉善十四に恨善なり(松野殿御返事p1382 n1987)

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【御書本文】
悪の因に十四あり一に僑慢二に懈怠三に計我四に浅識五に著欲六に不解七に不信八に顰蹙九に疑惑十に誹謗十一に軽善十二に憎善十三に嫉善十四に恨善なり(松野殿御返事p1382 n1987)

【通解】
悪の因には十四ある。
一に僑慢 :増上慢と同意。慢心して仏法を侮ること、
二に、懈怠 :仏道修行を怠ること
三に、計我 :我見と同意。自己の考えで教義を判断すること
四に浅識 :自己の浅薄な知識をよりどころとして正法を批判しあるいは求めようとしないこと
五に著欲 :欲望に執着して仏法を求めないこと
六に、不解 :仏法の教義を理解せず自己満足していること
七に不信 :仏法を信じないこと
八に顰蹙 :顔を顰めることから仏法を非難すること
九に、疑惑 :仏法の教義を疑い惑うこと
十に誹謗 :仏法を謗り悪口をいうこと
十一に軽善 :仏法を信受する者を軽蔑し馬鹿にすること
十二に憎善 :仏法を信受する者を憎むこと
十三に嫉善 :仏法を信受する者を妬み嫉むこと
十四に恨善 :仏道を修行する者を恨むこと