本日の御書

本日の御書 されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり(三三蔵祈雨事p1468 n1940)

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【御書本文】
されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり(三三蔵祈雨事p1468 n1940)

【通解】
それ故、仏は善知識にあうことを、一眼の亀が浮き木に入るようなものであり、梵天から糸を下ろして、大地にある針の目に通すようなものであると譬えられている。

【先生の指導から】
悪知識とは、善知識の反対で、ウソつきであり、人々をだまし、良い心を壊す存在である。そして悪の方向へ、不幸の方向へと、人々をおとしいれ、正しい仏法の実践をなんとか妨げ、邪魔しようとする。
こうした悪知識を鋭く見破り、だまされることなく、どこまでも善知識を求めていくことがいかに大切であるか、御書には繰り返し示されている。人々を迷わせ仏道修行を妨げる悪知識は大地微塵より多く、善知識は爪の上の土よりも少ないのが末法の現代である、と。
そうした悪知識が充満している悪世の時代に、私たち学会員は正法を信受し、広布のため、平和のため、社会のため、友のため、皆の幸福のために尽くし、最高に価値ある人生を送っている。