【御書本文】
悪知識と申すは甘くかたらひ詐り媚び言を巧にして愚癡の人の心を取つて善心を破るといふ事なり
(唱法華題目p7)
【通解】
悪知識というのは、甘い言葉で語りかけ、いつわり、こび、言葉巧みに、愚かな人の心を取って、善心(仏道修行に励もうとする心)を破るということである。
【池田先生の御指導から】
文豪トルストイは「誤解は、大多数がそれを見抜いた時、誤解ではなくなる」と言っている。
だからこそ、正義を叫ばねばならない。真実を語り抜かねばならない。
さらに、トルストイは、信仰について、こう語っている。
「あらゆる信仰のもつ意味は、死によってなくなることはないという意味を、人生に付与することである」
また「信仰─それは、意思と良心の調和である」とも語っている。
信仰をもった人間が、どれほど強いか。どれほど、崇高であるか。