名字の言

〈名字の言〉 2022年7月16日  遠方の友人を訪ねるため、飛行機を利用した。曇り空の空港を飛び立ち、雲を突き抜けた、はるか上空は見事に晴れ渡っていた。

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 遠方の友人を訪ねるため、飛行機を利用した。曇り空の空港を飛び立ち、雲を突き抜けた、はるか上空は見事に晴れ渡っていた▼“雲の上は、いつも青空”ということを知識として理解しているのと、実際に目で見た体験とでは、感動がまるで違う。その後、着陸した目的地も曇天だったが、心は晴れ晴れと、その日を過ごせた▼本紙の読者投稿欄「新・生き生き川柳」に、これまで数々の力作が掲載された女性部員。「雲の上 太陽常に 心にも」「太陽が 生命に昇れば すべて勝つ」など、“太陽”がよく登場する。「広布第一線で奮闘し、皆に元気を届ける人」とは周囲の評▼一方で波乱の半生だった。3児を育てる中、自営業が傾き、多額の負債を抱えたことも。20年前には壮年部リーダーだった夫が急逝した。それでも唱題を重ねる中で誓った。“何があっても信心の喜びを持って生き抜こう”と。現在、後継の子らは立派に成長し、変毒為薬の実証を示した彼女は感謝の日々を送る▼池田先生は語る。「苦難があればあるほど、それを喜んでいける深い心境をもてることが、どれほど幸せなことか。それは妙法への信心が深まれば深まるほど分かってくる」と。太陽の仏法は無限の希望の光源である。(代)