【御書本文】
我等が生老病死に南無妙法蓮華経と唱え奉るは併ら四徳の香を吹くなり(御義口伝巻上p740)
【通解】
我らが生老病死に際して、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そのまま、常楽我浄(じょうらくがじょう)の四つの徳の香りを吹き薫らせているのである
【先生の指導から】
「常楽我浄」の四徳とは、揺るぎない幸福境涯 ── つまり、“仏の生命”に備わる四つの徳を示している。
「常」とは、仏の生命が「三世永遠」であること。
「楽」とは、「苦しみがなく、うれしく、安らかなこと」。
「我」とは、「何ものにも壊されない自由自在の境涯」のこと。
「浄」とは、「このうえなく清らかなこと」をいう。
私たちは、妙法に生き抜いていくことで、「生老病死」の苦しみの生命を、「常楽我浄」という最高の喜びの生命へと変えていくことができる。
そのように大聖人は断言しておられる。
ゆえに、学会の庭で、最後まで広宣流布に戦い抜いた方々は、「常楽我浄」の最高の幸福境涯を勝ち取ることができる。