


折伏をしなさい、信心をしっかりやりなさいということは、学会、国家、世界のためのように聞こえるが、再往はあなた方自身のためです。

また、信心の世界においても、退転したり、成長のとまった人は、まっすぐ向上している人をみてうらやんだり、それを妨げようという心を生ずるのである。

あなたの、そういう夫を持たなければならない宿業が打破されない限りはその人と別れても、また同じような亭主を持つのです。

御本尊への感謝の心がある人は、福運がますます増していく。そして、その福運は、自分自身のみならず、家族にも、また子々孫々まで輝かせていけるのである。

いちばん、苦境の時にこそ、反撃に打って出る――これが名将軍の手の打ち方である。たいていは、いったん負けると、臆病になり、愚癡をこぼしたりする。

妙法は「蘇生の法」である。ゆえに、人生の不幸も、敗北の現象も、信心を根本とするとき、すべてが次の幸福、勝利、発展へと生かされてくる。

止まってしまえば迷いが出る。迷いが出れば、わき道にそれて「くだらぬこと」をしてしまう。止まってはならない。苦しみ、もがきながらも、

失恋した人もいるでしょう。また、傷ついて、「もう自分はダメなんだ」と思っている人もいるかもしれない。けれども、絶対に、自分はダメだなどと思ってはいけない。宇宙全体の宝を集めたよりも、かけがえのないあなたなんです。
