


〈池田大作先生 四季の励まし〉新しい人と新しい時代を 2019年5月12日埼玉 学会の盤石な柱に

広布のために命懸けで仏法を実践する行動のなかでしか「仏と魔」「善と悪」を見破る力は培われない。

正法の三世にわたる因果の法則からみれば、その原因は判然とわかる。 だからとって、因果の理法がわかれば解決するというのでもない。

現在の人生が終わったとしても、一念三千という甚深の仏法のうえから「我」という存在が、この宇宙に実在するからである。

あなた様の今の苦悩は、大聖人が言われるには「過去の結果」です。 だとするなら、今の不幸はあなた自身が作ったことになる。

信心の世界においては、批判する人が偉いのではない。実践して証拠を残す人が最高に偉いのである。

生命にかかわるような重大問題、生命が絶対絶命になったような境遇に陥ったときに、ほんとうの題目を唱え、折伏をしたときに、宿命の転換がなされるのだといっておられた。

仏というのは内なる第六天の魔王を、南無妙法蓮華経という光明で克服している姿といえるかもしれない。 自分の持つ悪魔性に勝利している姿だ。
