本日の御書

本日の御書 我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし、我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ(最蓮房御返事p1343)

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【御書本文】
我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし、我等が弟子檀那とならん人は一歩を行かずして天竺の霊山を見本有の寂光土へ昼夜に往復し給ふ(最蓮房御返事p1343)

【通解】
私たちが住んで、法華経を修行する所は、どんな所であれ、常寂光の都となるであろう。私たちの弟子檀那となる人は、一歩も歩むことなくして、天竺の霊鷲山を見、本有の寂光土へ昼夜に往復されるのである。

【先生の指導から】
目の前の現実を離れて「どこか」に行けば幸福になれる──決して、そんなことはない。自分の心がどうかで決まる。
今、自分がいるこの場所こそが、自身の仏道修行の場なのだと決意し、挑戦すれば、そこが「寂光の都」となる。「幸福の都」と輝いていく。