「自ら学び、人にも学ぶ気を起こさせる能力」
リーダーは、まず自分があらゆることを学んでいくことだ。
勉強しない人は指導者ではない。進まざるは退転である。昨日の自分と今日の自分が同じでは信仰した意味がない。
自分が学ばず、自分が動かないで、人にだけ、やらせようとするのは組織悪である。
厳しく言えば、いわゆる組織人間、組織バカにさえなってしまう。
私は、今、もう一回、本当の人間をつくろうとしている。自分が学ぶ人間、自分が動く人間である。指導者がそうであれば、周囲はおのずと学び、動きはじめるものだ。
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「状況が変化した時、問題が悪化した時、それに応じて、すばやく決定を変える勇気」
広宣流布とは、一面、変化との戦いである。思いもよらぬ事態に直面することも当然である。それまでのやり方が通用しなくなる場合も多々あるであろう。ある意味では変化の連続だと言ってよい。急な変化にも、速やかに対応できる「勇気」と「決断力」と「新鮮な発想」。そこに指導者の真価がある。
どのような状況になっても、厳然と受けて立ち、本質を見極め、希望への道を明快にする。そして、あの人の言うことは正しい、納得できるし、やる気がでる。よし、わかった、やろうじゃないか!と皆の力を引き出し、結集していけるリーダーであってほしい。