【御書本文】
現在の四信の初の一念信解と滅後の五品の第一の初随喜と此の二処は一同に百界千如一念三千の宝篋十方三世の諸仏の出る門なり(四信五品抄p339 n264)
【通解】
現在の四信の初めの一念信解と、滅後の五品の第一の初随喜という、この二つの段階は、いずれも同じく百界千如・一念三千を収めた宝箱であり、十方・三世の様々な仏が出現する門である。
【先生の指導から】
妙法を信ずる心は、一念三千という仏の智慧を納める宝箱なのです。ゆえに、私どもは、いかなる変化、激動にも驚く必要はない。信心という胸中の宝箱に仏の無限の智慧を持っているからです。無限の智慧があれば、どんなことがあっても、変化即勝利、激動即発展のリズムで、悠然と、適切に乗り切っていけます。