本日の御書

本日の御書 このやまひは仏の御はからひかそのゆへは浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり(妙心尼御前御返事p1480)

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【御書本文】
このやまひは仏の御はからひかそのゆへは浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり(妙心尼御前御返事p1480)

【通解】
この病は仏の御はからいであろうか。そのわけは、浄名経、涅槃経には病がある人は仏になると説かれている。病によって仏道を求める心は起こるものである。

【先生の指導から】
たとえ病気になっても、それを機に、いよいよ信心に励んでいくことが大事だと大聖人は教えておられる。
病気にならないよう、注意していくことは当然である。しかし、病気になったとしても、妙法に生きる人生は、すでに絶対に安心の「幸福」と「成仏」の軌道に入っている。私たちには、大聖人がついておられる。
無数の諸仏も、菩薩も、諸天善神も、永遠に、厳然と守護する。何も恐れることはない。
私も、病気と闘う同志の平癒を、妻とともに日々、真剣に祈り続けている。
妙法は、一切を「無病息災」「無事安穏」の方向へ回転させる原動力である。すべてを転重軽受(重きを転じて軽く受く)の方向へ、幸福の方向へ、そして健康長寿、絶対勝利の方向へ回転させる推進力である。
戸田先生は、わかりやすく言われた。
「御本尊は、大宇宙の生命を最も強く結集された当体である。その御本尊と感応するから、こちらの生命力も最も強くなるのだ」と。