本日の御書

本日の御書 此の三如是の本覚の如来は十方法界を身体と為し十方法界を心性と為し十方法界を相好と為す(三世諸仏総勘文教相廃立p562 n710)

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【御書本文】
此の三如是の本覚の如来は十方法界を身体と為し十方法界を心性と為し十方法界を相好と為す(三世諸仏総勘文教相廃立p562 n710)

【通解】
この三如是の本覚の如来は十方法界を身体とし、十方法界を心性とし、十方法界を相好とするのである。

【先生の指導から】
本覚の如来とは別しては日蓮大聖人であられる。大聖人は十方法界すなわち全宇宙を、そのまま我が身体(如是体)とし、我が心性(如是性)とし、我が相好(如是相)とされている。
御本仏の眷属たる私ども門下もまた、妙法の宇宙大の力用を、信心によって、我が人生の上に無限に顕現し証明していける。「仏界」という、くめどもつきぬ大歓喜の境界に住しつつ、一念のままに、スケールの大きな自在の人生を開ききっていけるのである。ゆえに、この御本尊をたもった以上、何ものも恐れる必要はない。何ものを嘆く必要もない。要は、何があろうとも、妙法を信じ、妙法を唱え、”我が身が南無妙法蓮華経の当体である”との大確信を貫いていくことである。”我、仏子なり”との誇りを胸中に掲げきっていくことである。