【御書本文】
涅槃経に云く「一切衆生異の苦を受くるは悉く是如来一人の苦なり」等云云、日蓮云く一切衆生の同一苦は悉く是日蓮一人の苦と申すべし(諫暁八幡抄、587ページ)
【通解】
涅槃経に「一切衆生が種々の苦しみを受けるのは、ことごとくこれ如来一人の苦である」等と説かれている。日蓮も同じく「一切衆生の同一に受ける苦は、ことごとくこれ日蓮一人の苦である」と言うのである。
【先生の指導から】
友の悩みを“我が事”と同苦する創価の女性は、御本仏に直結している。仏の心であり、菩薩の振る舞いである。地涌の智慧と力が出ないわけがない。諸天も動かないわけがない。
ゆえに苦しみに引きずられず、励まし合って勇敢に乗り越えるのだ。世界の同志と心通わせ、大きく祈り、大きく境涯を開いていこう!