本日の御書

本日の御書5887

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本文】
我が父母を人殺さんに父母につげざるべしや、悪子酔狂して父母を殺すをせいせざるべしや、悪人寺塔に火を放たんにせいせざるべしや、一子重病を炙せざるべしや(開目抄下p237)

【通解】
わが父母を、人が殺そうとするを知って父母に告げないでいられようか。悪子が酔い狂って、父母を殺そうとするを見て止めないでいられようか。悪人が寺塔に火を放って焼いてしまおうとするを、とめないで放っておかれようか。一子子供が重病時にいやがるからといって炙をすえないではおかれないであろう。

【先生指導から】
慈悲対極にあるが「詐り心」です。
相手悪を知っておきながら放置する「詐り心」が社会を覆ってしまえば、欺瞞が当たり前になり、人々が真実を語らなくなり、やがて社会は根っこから腐っていきます。
思想柱が倒れれば、社会も崩壊します。
宗教は社会柱です。そ宗教界にあって、「人間を隷属させる宗教」「人間を手段化させる宗教」が横行することは、言うなれば、人々魂に毒を流すことです。ゆえに、大聖人は「法華経敵」と断固、たたかい抜けと仰せなです。