本日の御書

本日の御書 良観房身の上の恥を思はば跡をくらまして山林にもまじはり約束のままに日蓮が弟子ともなりたらば道心の少にてもあるべきにさはなくして無尽の讒言を構えて

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【御書本文】
良観房身の上の恥を思はば跡をくらまして山林にもまじはり約束のままに日蓮が弟子ともなりたらば道心の少にてもあるべきにさはなくして無尽の讒言を構えて殺罪に申し行はむとせしは貴き僧か
(頼基陳状p1158)

【通解】
良観房は身の上の恥を思うならば、行くえをくらまし山林にでも交わり、または、約束どおりに日蓮の弟子となられたならば、少しは道心もあるのだが、実際には、そうではなく、つきることのない讒言を構え、殺罪しようと企てたのであるが、これを貴い僧であるといえようか。

【先生の指導から】
何一つ罪のない正義の人間を、嘘の作り話でおとしいれる─これは仏法者に対する迫害の方程式である。いな、歴史の常であるといってよい。あの周恩来総理さえも、事実無根の誹謗をあびせられたのである。
言論の暴力がまかり通るような社会は、善も、正義も、人権もない。結局、皆が不幸になる。
だからこそ、民衆を惑わす邪義や妄説は、明快に破折せよ!─これが大聖人の魂である。
嘘は嘘、真実は真実、正義は正義と、毅然と叫べばいいのである。
デマを言われて、反論もしない人間は卑怯である。それでは、大聖人の弟子とは言えない。